DITがBlackBerryのQNXパートナープログラムにVAIパートナーとして参画
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)は、BlackBerry Limitedの事業部門であるQNXのパートナープログラムに、VAI(Value Added Integrators)パートナーとして参画した。自社の組込み機器向けリアルタイム改ざん検知・復旧ソリューション「RezOT」を高信頼マイクロカーネルOS「QNX® Neutrino® RTOS」のアーキテクチャに最適化し、両社の共通顧客に向けて提供する。両社は技術基盤を活用し、協業を推進していく方針だ。
RezOTのQNX対応とワンストップ提供
本提携の一環として、DITは組込み機器向けリアルタイム改ざん検知・復旧ソリューション「RezOT(レジオット)」を、QNX® Neutrino® RTOSのアーキテクチャに最適化して提供する。これにより、QNX® Software Development Platform(SDP)8.0やQNX® Hypervisorを含む技術基盤を活用し、RezOTの導入からシステムインテグレーション、高度な技術サポートまでをワンストップで提供していく。
DITの代表取締役社長執行役員である市川聡は、自社ソリューションとQNXの技術を融合させることで、安全と信頼をあらゆる産業へ展開し、社会の発展に貢献できると確信しているとコメントしている。また、QNXカントリーセールスディレクター、 Japan GEMのアガルワル サッチンは、QNXの安全性における強みとRezOTのセキュリティの強みを組み合わせることで、顧客が静的な防御に依存しない強靭なシステムを構築できるようになると述べている。
堅牢なメモリ保護とリアルタイム復旧でセキュリティを強化
QNXが持つマイクロカーネルによるメモリ保護・プロセス隔離技術と、RezOTのリアルタイム改ざん検知・復旧技術を組み合わせる。これにより、ミッションクリティカルなシステムに求められる安全性とサイバーレジリエンス(サイバー攻撃を受けても事業を止めない回復力)の両立を目指す。
従来の組込み機器で中心だった静的なセキュリティ対策から動的セキュリティへのシフトを可能とし、利便性とセキュリティの確保や、各種国際的なセキュリティ法規制への対応を支援するとしている。
日立産業制御ソリューションズとの連携も検討
組込み機器のライフサイクル全般におけるセキュリティ課題に対応するため、株式会社日立産業制御ソリューションズが提供するサービスおよびソリューションとの連携に向けた検討も進められている。
同社の知見と技術を組み合わせることで、組込み機器特有のOT(Operational Technology)環境における運用サイクルを考慮した脆弱性対策を提供する計画だ。OT特有のセキュリティ課題への対応を通じて、OTシステムの安定稼働と可用性向上に貢献するソリューションの提供を推進していく。
会社概要
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
- 設立:2002年1月4日
- 代表:代表取締役社長執行役員 市川 聡
- 所在地:東京都中央区八丁堀4-5-4 FORECAST桜橋5F
- 資本金:4億5千3百万円(2026年6月末時点)
- 売上:255億4千万円(2026年6月期)
- 従業員数:1,713名(連結) (2026年6月末時点)
本記事はデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



