「eプレミア12」オンライン予選、4月15日開幕

野球eスポーツの世界大会「eプレミア12」のオンライン予選が、2024年4月15日から開始される。この大会は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催し、株式会社コナミデジタルエンタテインメントが発売しているWBSC公式野球ゲーム『WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球』を競技タイトルとして実施される。

「eプレミア12」は、全世界から12名の選手が選出され、頂点を競い合う大会である。その最初の予選である「eプレミア12 1st グローバル予選」が、4月15日から開幕する。オンラインで実施される予選は、4月に開幕する「1st グローバル予選」と、6月から実施する「2nd グローバル予選」の2回に分けて開催される予定だ。

この大会の最終戦、つまり野球eスポーツの世界王者を決める決勝戦は、WBSCが主催する野球の国際大会「プレミア12」と合わせて、11月下旬に東京ドームで開催される予定だ。

また、今年の3月に実施された「WBSC eBASEBALL™ Series 2023 World Finals」で優勝し、そのほか数々の大会でも世界王者に輝いている森翔真選手(プレイヤーネーム・SHORA)が、シードとして出場することも決定している。

コナミデジタルエンタテインメントは、今後もパートナーとともに、世界に向けてeスポーツの魅力を発信し、eスポーツファンのさらなる拡大に向けて活動していくとのことだ。

なお、WBSCはスイス・ローザンヌの近郊プーリーに本部を置く、野球・ソフトボールの世界統括団体である。アジア、アフリカ、アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニアにまたがる137の国と地域に207の国内連盟と準加盟団体を擁し、6,500万人を超えるアスリート及び年間約1億5千万人の観客をスタジアムに魅了する野球・ソフトボールの競技活動を取り纏め推進している。

また、株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、2016年から「パワフルプロ野球」シリーズの全国大会を開催するなど、継続的にeスポーツの拡大・活性化に取り組んできた。2017年には、愛媛国体の文化プログラムである「えひめe-baseball 大会」に協力するなど、eスポーツを活用した地域振興にも取り組んでいる。