つなぐるがミュージアム応援アプリのペレログを公開 訪れてスタンプを収集
株式会社つなぐるは2026年9月18日、ミュージアム応援プラットフォーム「ペレログ」のiOS/Androidアプリを公開した。全国5,600以上の動物園・水族館・植物園・博物館・美術館などの施設情報を掲載し、現地でのチェックインやスタンプ収集、訪問履歴の記録ができるサービスとなっている。チェックインやスタンプ帳などの基本機能は無料で提供される。

アプリでは、GPSによる現在地の判定や、館内に掲示されたQRコードの読み取りによって訪問を記録できる。チェックインを行うと、施設ごとのミュージアムスタンプが動物園や水族館、博物館、美術館といった館種別のスタンプ帳に記録され、達成度を確認することが可能である。訪問履歴にはその日の思い出を一言コメントとして残す機能も備わっており、コメントは利用者本人にのみ表示される。

先行して2026年7月31日に公開されたWebメディアとも共通のアカウントで連携する。Web上で保存した「行きたい」リストがアプリに同期されるほか、アプリで記録した訪問履歴はWebのマイページからも確認できる仕様となっている。


開発の背景とミュージアムの現状
公益財団法人日本博物館協会が2026年3月に公表した「令和6年度 日本の博物館総合調査」速報版によると、回答施設の77.4%が「財政面で厳しい」、60.8%が「広報・PRが十分でない」と回答している。施設の魅力や活動を継続的に伝え、来館者との接点を育てることが課題となっている。
ペレログは「訪れて、記録する」行為そのものをミュージアムの応援につなげることを目指して開発された。同社代表取締役の山本 真基氏は、訪問の積み重ねをスタンプ帳として残すことで再訪や新たな施設に関心を持つきっかけにしてほしいとし、利用者と施設の双方の声を伺いながら継続的な応援につながるサービスをつくっていくとしている。
協力施設の募集と今後の展開
株式会社つなぐるでは、施設情報の掲載やQRポスターの掲示に協力するミュージアムの募集を継続している。無償の「Lite」プランでは、施設ページの掲載や掲示用QRコード・ポスターの提供、希望施設への初回取材記事の制作などを初期費用・掲載料ともに行う。施設側での専用端末設置は不要となっている。

今後は利用者や協力施設からの意見をもとに機能改善を進めるとともに、掲載施設数を現在の5,600以上から7,000以上へ拡充することを目指している。また、個人を特定しないチェックイン件数や閲覧状況などの集計情報を施設へ共有する取り組みや、企画展に合わせたスタンプ企画なども検討していくとしている。
ペレログのサービスおよび運営会社の概要は以下の通り。
- サービス名:ペレログ(英字表記:Perelog)
- 掲載施設数:全国5,600以上(2026年9月18日時点)
- 利用料金:Webメディアおよびアプリの基本機能は無料
- サービスサイト:https://perelog.com/
- アプリ紹介:https://perelog.com/app
- 会社名:株式会社つなぐる(Tsunagle Co., Ltd.)
- 所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目19番19号 ワコー宮益坂ビル 5階
- 設立:2026年7月15日
- 代表者:代表取締役 山本 真基
- 資本金:100万円
- URL:https://tsunagle.co.jp/
本記事は株式会社つなぐるの発表をもとに作成。公益財団法人日本博物館協会の調査データも参照しています。
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