40歳以上の25.2%がひとり暮らしの親の介護想定 チェンジウェーブグループ調査
株式会社チェンジウェーブグループは、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」の利用者データをもとに、企業で働く人の仕事と介護の両立リスク等に関する調査結果を発表した。調査によると、40歳以上の回答者約64,000人のうち25.2%が65歳以上でひとり暮らしの親の介護を想定しており、そのうち63.6%は親の家まで片道1時間以上の遠距離に住んでいることが明らかになった。また、親の状況や距離にかかわらず、40歳以上の89.6%が介護に何らかの不安を感じている。
40歳以上の4人に1人がひとり暮らしの親の介護を想定
40歳以上の回答者63,898人が介護の対象として想定している家族の状況を集計したところ、「65歳以上・同居している人がいる」が62.5%(39,911人)で最も多く、次いで「65歳以上・ひとり暮らし」が25.2%(16,106人)となった。このほか「65歳未満」が6.5%(4,184人)、「65歳以上・介護施設に入っている」が5.8%(3,697人)だった。

想定する介護対象の内訳は親(実親および配偶者の親を含む)が91.2%を占めており、母親が43.5%、父親が35.4%、配偶者の母親が7.3%、配偶者の父親が4.9%となっている。

65歳以上でひとり暮らしの親の介護を想定している人を対象に親の家までの移動時間を調べたところ、片道1時間以上かかる遠距離の割合は63.6%(10,241人)にのぼった。

移動時間の区分別では「4時間以上」と回答した人が24.9%で、6つの距離区分の中で最も高い割合を占めている。
親の状況や距離に関わらず約9割が介護に不安
介護への不安に関する設問では、40歳以上の回答者全体のうち89.6%が何らかの不安を感じていると回答した。ひとり暮らしの親を想定している人に限定するとその割合は93.0%に達している。

一方で、親の家までの距離が近いか遠いかによる不安度に大きな差は見られず、親の生活環境や距離に関係なく介護が身近な将来の不安になっている実態が示された。
介護が始まる前の早期準備と支援の活用
40歳以上で、片道1時間以上の遠距離でひとり暮らしをしている親の介護を想定している10,241人(40歳以上の回答者全体の16.0%)のうち、92.7%(9,496人)は現時点で介護が始まっていない。株式会社チェンジウェーブグループの過去調査では、事前に介護の知識を持っていた人は持っていなかった人と比較して、介護体制を整えるまでに仕事を休んだ日数が最大で10分の1だったという結果が出ている。
同社では、ケアマネジャーや介護福祉士などの専門家が仕事と介護の両立に向けた相談に対応する「仕事と介護の両立相談窓口」や「しんどくならない 仕事と介護の両立ハンドブック」を提供しており、介護が始まる前の段階から準備や相談ができる体制づくりを呼びかけている。
調査および発表元の概要
本調査の詳細は以下の通り。
- 調査・集計:仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」実態把握データ
- データ期間:2018年7月~2026年6月
- 回答件数:延べ107,789件
- 分析対象:同一人物の重複を除いた40歳以上63,898人
- 回答者:LCAT導入企業100社超の従業員
- 実施主体:株式会社チェンジウェーブグループ
※四捨五入のため、合計が100.0%にならない場合がある。
株式会社チェンジウェーブグループの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社株式会社チェンジウェーブグループ
- 代表:代表取締役社長 CEO 佐々木裕子
- 所在地:東京都港区南青山2-26-32 セイザンⅠ1202
- ホームページ:https://changewave-g.com
本記事は株式会社チェンジウェーブグループの発表をもとに作成。
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