ミンカブとNTTデータとSBIが金融DXで業務提携 資本関係も再編へ
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド、株式会社NTTデータ、SBIホールディングス株式会社の三社は、金融領域における新サービスの企画・開発・提供や金融機関・金融事業者のDX支援高度化を目的とした業務提携契約を締結しました。NTTデータと株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドは同日に資本業務提携契約を締結し、SBIグループの知見や顧客理解を組み合わせたサービスの企画や実証、導入に取り組みます。あわせて、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが保有する株式会社ライブドアの全株式をSBIグループへ譲渡することや、株式会社NTTデータが株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドの筆頭株主となる新たな資本的枠組みを構築することについても合意しました。
提携の背景と目的
金融業界では、AIをはじめとするデジタル技術の進展や個人の資産形成ニーズの拡大、業務効率化・高度化のニーズの高まりを背景に、従来のサービスや業務プロセスの変革が求められています。こうしたなか、金融ITの知見や先端テクノロジーを持つ株式会社NTTデータ、多様な金融機能やネットワークを有するSBIグループ、金融データや「株探」などの個人投資家接点を持つ株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドの強みを結集します。
三社は、金融機関・金融事業者の業務高度化から個人の資産形成支援まで、B2B、B2B2C、B2Cをつなぐ金融情報やソリューションの継続的な創出を目指します。なお、NTT株式会社とSBIホールディングス株式会社は2025年5月に資本業務提携契約を締結しており、今回の提携も両グループの関係性を踏まえたものとなっています。
共同で取り組む3つの主要領域
三社は以下の3領域を中心として、共同サービスの企画・開発・実証および展開に取り組みます。
- 金融サービス・業務高度化ソリューションの共同企画・開発:営業支援AIの提供、AIによるリサーチ・アナリスト業務の高度化、コールセンターや顧客サポート業務へのAI活用、投資教育、マーケティング支援、銀行・証券を横断した資産形成支援などを想定
- 金融データ・メディアを活用した新サービスの共同開発:三社の金融データ、顧客接点、データ分析・AI技術、利用者視点を活かした情報提供や、金融機関・上場会社向けマーケティング、IR支援等の構築
- 次世代金融サービス・金融インフラに関する共同検討:Web3金融など次世代の金融インフラ・サービスに関する共同調査・研究および事業化の検討
三社が担うそれぞれの役割
業務提携において、各社は以下の役割を担います。
- 株式会社NTTデータ:金融機関向けサービス実績やAI・システム構築力を活かした共同サービスの全体構想、基盤の企画・設計・構築、システム統合、サービス運用を担当し、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドと連携して銀行・証券を中心とした金融機関・金融事業者への展開を推進
- SBIホールディングス株式会社:金融事業で蓄積した顧客理解や専門知見を活かしたサービスの企画・改善への参画、実証・導入の場の提供、利用者視点でのフィードバックによるサービスモデル確立への貢献
- 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド:金融データ・コンテンツ、証券・投資領域の専門知見、AI・DXソリューション、個人投資家接点を活用した企画・開発を担当し、株式会社NTTデータと連携して銀行、証券会社、投資運用会社、IFA事業者、上場会社等への展開に注力
連携を支える資本的枠組みの構築と今後の展開
中長期的な協力関係を支えるため、株式会社NTTデータは株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドの既存株主から株式を取得し、同社の筆頭株主となる予定です。SBIホールディングス株式会社は第2位株主として資本関係を継続します。
また、SBIホールディングス株式会社および株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドは、2026年5月19日付で公表した株式会社ライブドアとの資本業務提携に向けた協議を経て、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドが保有する株式会社ライブドアの全株式をSBIグループへ譲渡することを決定しました。
今後は業務提携に基づき、具体的な共同事業テーマごとに検討・推進体制を構築したうえで、サービスの企画・開発および実証を順次進め、得られた知見をサービスの改善に反映して金融機関・金融事業者への展開につなげるとしています。
本記事は株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド、株式会社NTTデータ、SBIホールディングス株式会社の発表をもとに作成されています。
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