南阿蘇鉄道、初となる運転操縦体験を2026年10月・11月に開催へ
南阿蘇鉄道株式会社は、同社として初となる「運転操縦体験」を2026年10月と11月に全4回開催する。観光トロッコ列車「ゆうすげ号」をけん引する「DB16形機関車」と一般形気動車「MT3010号車」の2種類の車両を、参加者自身が実際に運転できるプログラムとなっている。
2種類の車両を1日で運転

運転体験は、南阿蘇鉄道の高森駅構内にある約130mの側線区間で実施される。
午前は観光トロッコ列車「ゆうすげ号」のけん引機関車である「DB16形」を体験し、午後は一般形気動車「MT3010号車」の運転を体験する。異なる2種類の車両を1日の中で運転できる点が特徴となっている。
希少な自動空気ブレーキを操作
体験対象の2車両はいずれも「自動空気ブレーキ」を採用している。自動空気ブレーキは鉄道車両で長く使われてきたブレーキ方式の一つだが、車両の更新や技術の進歩に伴い、現在では採用車両が減少している。
参加者が運転席から機関車を動かしてブレーキを扱うことで、鉄道車両の仕組みや運転士の仕事に直接触れられる機会となる。

開催日は2026年10月5日(月)、2026年10月29日(木)、2026年11月4日(水)、2026年11月10日(火)の全4回が予定されている。
- イベント名: 南阿蘇鉄道 運転操縦体験
- 開催場所: 南阿蘇鉄道 高森駅構内(約130mの側線区間を使用)
- 体験車両: DB16形機関車(トロッコ列車ゆうすげ号けん引機関車)、MT3010号車(一般形気動車)※いずれも自動空気ブレーキ車
- 行程: 8:30 高森駅集合、午前 DB16形機関車 運転体験、昼食、午後 MT3010号車 運転体験、16:30頃 終了
- 参加料金: 35,000円
- 定員: 各日15名(最少催行人員5名、高校生以上)
- 参加特典: 乗務員手袋 1人1セット、運転体験記念証明書、1日フリーきっぷ
- 申込方法: 専用のGoogleフォームより事前申込( https://www.mt-torokko.com/2026/09/09/8188/ )
※車両故障や緊急を要する状況等により、使用車両が変更となる場合がある。
南阿蘇鉄道の概要
南阿蘇鉄道は、熊本県の立野駅から高森駅までを結ぶ全長17.7kmの第三セクター鉄道である。
2016年の熊本地震で甚大な被害を受けたが、約7年3か月にわたる復旧工事を経て、2023年7月15日に全線で運転を再開した。現在は観光トロッコ列車「ゆうすげ号」の運行をはじめ、地域の公共交通と観光の両面から沿線地域を支えている。
本記事は南阿蘇鉄道株式会社の発表をもとに作成。
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