テオリア、企業や自治体と連携した認知症特設サイトを公開
エーザイグループのテオリア・テクノロジーズ株式会社は、2026年9月の「認知症月間(世界アルツハイマー月間)」に合わせて特設サイト「テオリア認知症月間2026」を公開しました。同サイトは「一人ひとりが自分らしく生きる日々をつくる」を長期テーマに掲げ、企業や自治体と連携した取り組みを紹介しています。
特設サイト公開の背景
内閣府「令和7年版 高齢社会白書」によると日本における認知症・MCI(軽度認知障害)の当事者は1,000万人を超えており、経産省Webサイト「介護施策」のデータをもとにした試算では、2025年に介護離職による経済損失が5.5兆円に達するとされています。
2023年9月に設立されたテオリア・テクノロジーズ株式会社は、認知症のリスク低減から共生(ケア)までを支援する10を超えるプロダクトを展開してきました。一方で、認知症への「そなえ・早期受診・共生」という領域は多岐にわたり一社単独での解決が難しいことから、自社や他社の技術・サービス、自治体の取り組みをつなぎ合わせて可視化する特設サイトの公開に至りました。
連携パートナーによる主な取り組み
特設サイトでは、各プレイヤーの強みを掛け合わせた取り組みを3つのテーマに分けて紹介しています。
- 気づきのきっかけをつくる:issue+designによる書籍『ビジネスパーソンのための認知症世界の歩き方』を通じた認知症の自分ごと化や、三谷産業株式会社による社員向け「そなえるパッケージ」の全社導入
- 自分を知る:株式会社エムによる脳画像解析技術を用いた「脳の状態の見える化」、株式会社ExaMDによる音声AIを活用した認知機能低下リスクの早期検知の仕組み、テオリア・テクノロジーズ株式会社による国際学会(AAIC)発表の「1年後の変化を予測するAI技術」の開発
- 一歩を踏みだすきっかけ:静岡県長泉町による「脳の健康×スマホ」地域講座、株式会社ローソンによる日常の買い物動線を活用した共創型リビングラボ「コミュニティ・カフェ」、エーザイ株式会社によるブランドサイト展開
当事者の視点を伝えるコンテンツ
サイト内では、認知症とともに生きる姿を当事者の表現や対話を通じて伝えています。
メインビジュアルおよび写真には、46歳で若年性アルツハイマー型認知症を発症したフリー写真家・下坂厚氏の作品が起用されています。また、MCI・ロゴペニック型進行性失語の当事者である楠本隆太朗氏による「早期受診の重要性」の提言や、若年性認知症当事者の山中しのぶ氏と主治医の北村ゆり先生による対談コンテンツも掲載されています。
2030年に向けた今後の展望

2024年に施行された「認知症基本法」に基づき共生社会の実現に向けた動きが進む中、2030年には団塊の世代全員が80歳台を迎えます。テオリア・テクノロジーズ株式会社は、2030年に向けて毎年テーマを更新しながら本取り組みを継続展開していく予定としています。
- 所在地:東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 17F
- 代表者:坂田 耕平
- 設立:2023年9月4日
- 資本金:7億2500万円
- 事業内容:医療・健康に関するデータを活用したサービス、その他ヘルスケア関連サービスの提供
- URL:https://theoriatec.com/
- 特設サイトURL:https://dementia-month.theoriatec.com/

本記事はテオリア・テクノロジーズ株式会社の発表をもとに作成しています。
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