アイトリガー、AXerに広告施策と実績データを自動で紐づける仕組みを追加へ
株式会社アイトリガーは、専門リソースソリューション「AXer」において、広告の施策記録と実績データを自動で紐づける仕組みを追加し、2026年9月より提供を開始します。すでに自社の広告運用業務へ実装されており、教育業界のクライアント(社名非公開)案件で運用が始まっています。口語で書かれた施策をナレッジ化し、実績データ側からキャンペーンを逆引きすることで、主に担当者の属人化やナレッジ化に課題を抱える企業に向けて展開されます。
施策記録と実績データの分断を解消
従来の広告運用業務では、施策の記録がメール本文や月次の報告資料に残り、実績数値は日次のシートに分かれて管理されていました。施策の前後の数値動向を確認するためには、都度シートを開いて目視で突き合わせる作業が発生していました。
また、施策の記録には「YDAのリタゲ」といった口語表記が多く用いられ、実績データ側のキャンペーン名と表記が一致しないため、機械的な結合が困難でした。その結果、振り返りが担当者の記憶や手作業に依存し、蓄積された施策が参照されない課題が生じていました。同社はこの分断を解消する設計を構築・検証し、本番運用に耐えうると判断したことから、AXerの新たなリソースとしてリリースすることを決定しました。
実績データ側から施策を逆引きする設計
今回の仕組みでは、現場に表記統一を求めるのではなく、実績データ側から施策を探しにいく手法が採用されています。施策507件を一件ずつノート化してナレッジベースに配置し、実績データのキャンペーンを手がかりに対象の施策を逆引きする構造としました。
ナレッジベース上では「YDAのリタゲ」と書かれたメモも日付・媒体・対象とともに保持され、検索対象となります。この逆引き設計により、施策と日次実績がキャンペーン単位で紐づき、紐付けできた施策は10件から202件(紐付け可能な施策に対して76%)となりました。さらに、月次の報告資料11ファイルから運用判断の理由を抽出し、数値では説明できない背景情報もノートとして併走させています。
各社の運用に合わせて業務フローを再構築
本仕組みは単体のSaaSツールとしての提供ではなく、AXerが提供する人・ツール・ノウハウの一部として各社の管理方法に合わせて実装されます。担当者が記憶を頼りにシートを開き直す従来のフローから、実績データが施策を呼び出すフローへと業務工程そのものを設計し直す実証として位置づけられています。
自社業務での実装をモデルケースとして、同様の課題を抱える企業へ順次提供されます。記録形式や指標の持ち方は企業ごとに異なるため、各社の課題に応じて組み替える前提で構築されます。
- サービス名:AXer
- サービスページURL:https://aitrigger.co.jp/service/axer/
株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
- 本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
- 事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
- URL:https://aitrigger.co.jp/
本記事は株式会社アイトリガーの発表をもとに作成されています。
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