長谷川農場の足利マール牛、国際大会で世界最優秀グレインフェッド・リブアイ受賞
栃木県足利市の株式会社長谷川農場が生産する「足利マール牛」が、国際的なステーキコンテスト「World Steak Challenge 2026」において「World’s Best Grain-Fed Ribeye」を受賞した。審査は2026 年 9 月 9 日にアムステルダムで行われ、世界各国から集まった450 点を超えるステーキの中から選出された。あわせて出品されたサーロインもGOLD MEDALを受賞している。

World Steak Challenge 2026の審査は、アムステルダムのステーキハウス「Vlees & Co」で実施された。審査はFIRE Steakhouse & Barのカリナリーディレクター Richie Wilson 氏、Heliot Steak HouseのIoannis Grammenos 氏、国際食肉貿易協会(IMTA)CEOのKatie Doherty 氏など、60 名以上の食肉専門家によって行われた。
審査は生肉と加熱後のステーキをブラインドで評価する「Technical Judging」と、スコアを集計・検証して各部門の最高賞を決定する「Scoring」の2段階で進行した。足利マール牛に対しては、きめ細かな霜降りとすっきりとした上品な後味、独自の飼料によるジューシーさや柔らかさ、豊かな風味が高く評価された。
足利マール牛は、黒毛和種とホルスタインを掛け合わせた交雑種を27 ヶ月以上長期間肥育したブランド牛である。名前の由来となっている「マール」は、足利市のココ・ファーム・ワイナリーでワインを醸造した後に残るぶどうの果皮や種を指し、これらを乳酸発酵させて独自の飼料として活用している。
この取り組みにより、牛の食欲増進やビタミンEの補給を図るとともに、ワイナリーの廃棄物削減を実現している。さらに牛の糞尿を堆肥化して地域の農地へ還元するなど、地域資源を循環させる農業に取り組んでいる。
交雑種として部位別カテゴリーで世界に挑戦
World Steak Challengeの規定上、「Wagyu」カテゴリーへの出品は純血和牛に限られているため、交雑種である足利マール牛はリブアイカテゴリーで審査を受けた。産地や生産者、ブランド名を伏せたブラインド審査において、世界各国の牛肉と競い合い最高評価を獲得した。
長谷川農場のブランドマネージャーである長谷川紀子氏は、品種や生産者などの情報が伏せられたブラインド審査で選ばれたことについて、自分たちの目指してきた牛肉の味を証明できたと受け止めを述べている。
足利マール牛および大会の概要
- ブランド名:足利マール牛(Ashikaga Marc boeuf)
- 生産者:株式会社長谷川農場
- 生産地:栃木県足利市
- 品種:黒毛和種×ホルスタインの交雑種
- コンテスト主催:William Reed
本記事は株式会社長谷川農場の発表をもとに作成されています。
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