ヤマハ、米ロサンゼルスで企画展Companionshipを2026年10月開催へ
ヤマハ株式会社は、同社のデザイン思想を紹介する企画展『Companionship』を、2026年10月2日から4日まで米国国定歴史建造物(National Historic Landmark)であるNeutra VDL Studio and Residences(以下、VDLハウス)で開催します。本企画展は、米国・ロサンゼルスで開催されるデザインイベント「ロサンゼルスデザインウィークエンド」への初出展として実施されます。同社デザイン研究所が追求するデザイン思想や取り組みを紹介し、米国のクリエイティブコミュニティとの新たな接点創出を目指します。



人や自然、建築とのつながりを提示するコンセプト

『Companionship』は、「共にあること」「寄り添う関係」をテーマにした企画展です。デザイン研究所では楽器を単なる道具ではなく人生に寄り添う「伴侶」と捉えており、本展では人と楽器の関係性を起点に、建築、人、自然、地域コミュニティへと視点を広げ、デザインが生み出す多様なつながりの可能性を提示します。



具体的には、長く使い続けることで育まれる「人と楽器」の愛着や信頼関係、VDLハウスを設計した建築家リチャード・ノイトラ夫妻の絆に象徴される「人と人」の関係、空間を通じた「人と自然」の共生、そしてロサンゼルスのデザインコミュニティとの「地域とのつながり」を表現します。

波音のなる家具の初公開や10作品の展示

会場となる約390m²のVDLハウスでは、各フロアや庭園全体にわたり10のデザイン作品や楽器が展示されます。ギタースタンド兼スツール「solo」「classic」や「TransAcoustic™ギター」のほか、カリモク家具株式会社とのコラボレーションによるローチェア「波音のなる家具」のプロトタイプが初公開されます。クッション部に座って体を揺らすと、内部の小さな鉄球が擦れ合って波音のような音を生み出す仕組みです。
また、リチャード・ノイトラ氏の妻でチェリストであったディオーネ・ノイトラ氏にちなみ、ヤマハの演奏再現システム「Real Sound Viewing」を用いて彼女の生前の演奏データからチェロの音色を自動演奏で再現します。さらに、ゲストキュレーターであるJohnny Le氏が静岡県浜松市のオフィスや掛川市のピアノ工場で撮影した写真も展示されます。会場では「Industrial Instruments」「Key for Journey」「空を見るための板」「Fine Rainy Days」「リズムパレット」「PAIRING」などの作品も並びます。
VDLハウスのレジデントディレクターであるSaba Salekfard氏は、音がどのように再び建築を体験する手段となり得るのかを探求できることを楽しみにしているとコメントしています。また、ヤマハ株式会社デザイン研究所所長の川田学氏は、展示作品群がリチャード・ノイトラ氏の建築空間とどのように響き合えるか大変楽しみである旨を述べています。
出展概要
- タイトル:Companionship
- 展示期間:2026年10月2日 13:00‐15:00、2026年10月3~4日 11:00‐15:00
- 会場:Neutra VDL Studio and Residences(2300 Silverlake Blvd, Los Angeles, CA 90039)
- 入場方法:一般 15ドル、学生 10ドル(事前登録制 https://app.squarespacescheduling.com/schedule.php?owner=23698438&appointmentType=25261985)
本記事はヤマハ株式会社の発表をもとに作成されています。
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