日立チャネルソリューションズ、三井住友銀行の施設で手ぶら受付の実証実験を開始
日立チャネルソリューションズ株式会社は、株式会社三井住友銀行が運営する事業共創施設「HOOPSLINK」において、手ぶらで受付できる入退出管理ソリューションの実証実験を開始した。
本ソリューションは、株式会社AnchorZが開発したバックグラウンド認証を活用したスマートフォン上での継続的な本人認証と、受付端末の顔認証を組み合わせて本人確認と受付を自動化する仕組みである。今回の実証実験では、手ぶらでの本人確認と受付手続きにおける運用の有効性を検証する。
実証実験の背景
企業や金融機関の施設では、来訪者の利便性向上と受付業務のセキュリティ強化が求められている。従来の受付では、来訪者による端末操作や担当者検索、受付担当者による本人確認手続きが必要であり、双方の負担となっていたほか、不正利用やなりすましへの対策も重要視されている。
金融機関を中心に店舗業務改革ソリューション(ブランチトランスフォーメーション)を展開する日立チャネルソリューションズ株式会社は、HOOPSLINKの入退出管理における課題に対応するため、認証を意識させない来訪受付による利便性向上と手続き効率化に向けた実験を行う。
入退出管理ソリューションの主な特長
開発された入退出管理ソリューションには、主に以下の特長がある。
- 手ぶらで受付できる新しい来訪体験:スマートフォンを取り出したり受付端末を操作したりせず、受付端末の近くに立つだけで受付手続きが完了し、操作負担を軽減する。
- 継続的な本人認証と顔認証を組み合わせたセキュリティ強化:スマートフォン上での継続的な本人認証と端末での顔認証を組み合わせ、なりすましなどの不正利用防止を支援する。
- 受付手続きの効率化:受付完了後に来訪者情報を担当者へ自動通知し、受付対応や取り次ぎ業務の効率化とスムーズな応対を支援する。
実証実験の流れ
実証実験における受付の手順は以下の通り進行する。
- 来訪者がスマートフォンで来訪者情報と訪問先の担当者情報を事前登録
- 来訪時に、来訪者がスマートフォンを携帯して受付端末に近づくと、スマートフォンと受付端末が自動接続され、本人認証と顔認証を実施
- 受付完了後、来訪者情報を担当者へ自動通知
- 担当者が来訪者を迎え、案内実施
今後の展開
日立チャネルソリューションズ株式会社は、本実証で得た知見を活かし、今後は自動機や店舗・施設など多様な顧客接点への適用をめざすとしている。認証操作を意識させない利便性と安全性を両立したサービスの提供を通じて、受付業務全体の効率化と顧客体験の向上を支援していく方針である。
本記事は日立チャネルソリューションズ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



