WSC Sports、2026年W杯の動画制作データ発表 縦型動画は788%増
AIを活用したスポーツコンテンツ体験プラットフォームを提供するWSC Sportsは、2026年ワールドカップ期間中に同社プラットフォームを活用した世界の放送・配信パートナーのコンテンツ制作データを発表しました。
大会期間中に同社のプラットフォームを通じて制作された動画は13万4,000本を超え、2022年大会比で322%増加しました。なかでも9:16の縦型動画の制作量は2022年大会比で788%増と大きく伸長しています。
48チーム・104試合が3か国で開催された2026年大会では、試合数や放送・配信事業者の増加に伴いコンテンツ制作量も大幅に拡大しました。
フォーマット別では、9:16の縦型動画の制作量が2022年大会比で788%増となり、横型動画の254%増を上回りました。決勝戦における動画制作量の割合では、縦型動画が2022年大会の25%から2026年大会には40%へ上昇した一方、横型動画も58%を占めており、双方が重要な役割を担っています。
また、大会期間中には同プラットフォームを活用して1万2,500本を超えるストーリーズが制作され、約1億9,000万回の視聴を記録しました。自動ルールによって制作された動画も2022年大会以降で237%増加しています。

米国では決勝戦においてFox、Telemundo、Peacockの3社合計で6,300万人が視聴し、同国のサッカー中継として過去最大の視聴者数を記録するなど、世界各地の放送・配信事業者がテレビ放送やストリーミング、自社アプリを通じて多くの視聴者を獲得しました。
常時接触型のコンテンツ運用とマルチフォーマット配信
WSC Sportsによると、大会期間中のファンは試合前・試合中・試合後を通じて多様な画面でコンテンツに触れており、放送・配信事業者にとってはライブ中継に加え、ハイライトやストーリーズなどを継続的に届ける「常時接触型」の運用が重要になっているとしています。
同社は、縦型と横型のどちらか一方ではなく、同じ試合映像から縦型動画、横型動画、ストーリーズといった複数フォーマットをリアルタイムかつ大規模に制作・配信できる体制がスポーツコンテンツ戦略の鍵になるとしています。
日本事業責任者・中川ベン氏の見解
日本事業責任者の中川ベン氏は、ファンがスポーツと接する場はライブ中継にとどまらなくなっていると指摘しています。放送・配信事業者や放映権者に対して、すべての試合で試合前・試合中・試合後にわたり縦型・横型を含む複数フォーマットを継続して提供する運用の必要性を挙げ、視聴タイミングや画面を問わずファンに最適なコンテンツを届ける力が今後の競争優位を左右するとの見解を示しました。
WSC Sportsについて
WSC Sportsは、AIを活用してスポーツコンテンツの管理、制作、配信を一元化するプラットフォームを提供しています。
- 主な支援対象:NBA、ESPN、LALIGAを含む世界650以上のスポーツ団体
- 事業内容:AI技術によるコンテンツ制作・配信の自動化およびファン体験創出支援
本記事はWSC Sportsの発表をもとに作成しました。
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