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サンスター、香味付きマウススプレーによるストレス回復促進効果を確認

サンスターグループは、香味付きマウススプレーの使用が、短期ストレス負荷後の生理的ストレス状態からの回復を促進することを確認した。マウススプレーが口腔内の殺菌や口臭予防機能に加え、日常のストレス対処をサポートする可能性を示す知見となる。この研究成果は、2026年9月に開催された第28回日本感性工学会大会で発表された。

研究の背景と実験方法

日常生活で生じる小さなストレス(マイクロストレス)への関心が高まる中、手軽なセルフケア手段が求められている。サンスターはこれまで、シトラスフレーバーの洗口液やとろみ付き洗口液によるストレス軽減効果を明らかにしてきた。今回は場所や時間を選ばず手軽に使用できるマウススプレーに着目し、短期ストレス負荷時における影響を自律神経指標によって検証した。

実験は芝パレスクリニック倫理審査委員会の承認を得て実施された。事前に同意が得られた健常な女性42名を、香味付きマウススプレー条件(21名)と水条件(21名)に割り当てた。香味付きマウススプレー(アールグレイタイプ)または水スプレーを使用後、社会的評価付き精神的負荷計算課題(Montreal Imaging Stress Task、以下MIST)でストレスを誘起。心拍数、心拍変動、皮膚コンダクタンスの測定と、VAS(Visual Analog Scale)による主観評価を行った。

心拍数の低下など生理的ストレスの回復を促進

主観評価ではMIST実施後にストレスや不快感、疲労の上昇などが認められたが、条件間の統計的有意差はみられなかった。

一方、生理評価では、ストレス負荷によって上昇した心拍数がその後の安静時において、香味付きマウススプレー使用条件で水条件よりも有意に低下した(p = 0.0014)。また、副交感神経活動の指標である高周波(HF)成分が安静時に高くなる傾向(p = 0.096)も確認された。これにより、交感神経系の活動上昇からの回復が香味付きマウススプレー条件においてより顕著であることが示され、マウススプレーの使用が短期的なストレス状態からの生理的回復を促進させることが示された。

担当者のコメントと学会発表内容

サンスターグループ グローバル研究開発部 オーラルケアの青木 絢子は、ストレス回復促進効果が客観的データで示されたことにより、日常生活の中で無理なく取り入れられるセルフケアとしての活用が期待されるとしている。

発表の詳細は以下の通り。

  • 学会名:第28回日本感性工学会大会(2026年9月16日~18日、東京)
  • 演題名:マウススプレーを用いたオーラルケアによるストレス回復効果の検証
  • 発表者:青木 絢子, 石川 真実, 大島 由行, 阪本 広志, 坂本 里絵

本記事はサンスターグループの発表をもとに作成。

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