エイトノット、シリーズAで4.5億円調達 船舶知能化技術の製品化や海外展開を加速
船舶知能化技術を開発する株式会社エイトノットは、シリーズAラウンドのファーストクローズとして、第三者割当増資により4.5億円の資金調達を実施しました。
本ラウンドでは伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社が運営するファンドとニッセイ・キャピタル株式会社が運営するファンドをリード投資家とし、QBキャピタル合同会社と株式会社NCBベンチャーキャピタルが運営するファンド、池田泉州キャピタル株式会社が運営するファンドから出資を受けました。ニッセイ・キャピタル株式会社は新たに株主として参画し、他の投資家はこれまでのラウンドに続く追加出資となります。

資金調達の目的と今後の展開

今回の資金調達は、同社が開発する船舶知能化技術「エイトノット AI CAPTAIN」の製品化と海外展開を加速することを主な目的としています。
株式会社エイトノットはこれまで、船舶に後付け可能な自律航行システム「エイトノット AI CAPTAIN System」の実船導入を進めるとともに、操船制御や自己位置推定などの機能をモジュール単位で展開できる「エイトノット AI CAPTAIN Module」の開発を進めてきました。調達した資金は「エイトノット AI CAPTAIN」のさらなる製品化や量産展開に向けた技術開発のほか、北米や東南アジアをはじめとする海外市場での事業開発、エンジニアや事業開発人材を中心とした採用・組織体制の強化に充てられます。

リード投資家である伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社のGeneral Partner 小川 剛 氏は、「前回の出資以降、実船への導入に加え、舶用機器メーカーとの連携や海外市場への展開など、エイトノットの船舶知能化技術の社会実装が着実に進んでいます」と述べ、国内外での展開に対する期待と継続的な支援の意向を示しました。
また、ニッセイ・キャピタル株式会社のキャピタリスト 髙口 雄太 氏は、「海事産業では、船員不足や安全運航をはじめとするさまざまな課題が顕在化する中、自律航行をはじめとする船舶知能化技術の重要性は高まっています」と指摘し、実船導入を通じた技術力と社会実装の強みを評価しています。

出資者の概要

本ラウンドにおける出資者は以下の通りです。

- 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社(ファンド名称:テクノロジーベンチャーズ6号投資事業有限責任組合/代表者:代表取締役社長 岡野 聡太/所在地:東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー)
- ニッセイ・キャピタル株式会社(ファンド名称:ニッセイ・キャピタル15号投資事業有限責任組合/代表者:代表取締役 秋山 直紀/所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング4階)
- QBキャピタル合同会社(ファンド名称:QB第二号投資事業有限責任組合 ※株式会社NCBベンチャーキャピタルと共同運営/代表者:代表社員 坂本 剛/所在地:福岡市早良区百道浜2-1-22 SRPセンタービル706)
- 池田泉州キャピタル株式会社(ファンド名称:関西イノベーションネットワーク2号投資事業有限責任組合/代表者:代表取締役 入江 努/所在地:大阪市北区茶屋町18-14)
株式会社エイトノット 会社概要
- 会社名:株式会社エイトノット
- 設立:2021年3月8日
- 役員:代表取締役CEO 木村裕人、取締役CTO 横山智彰
- 本社所在地:大阪府大阪市北区梅田2丁目2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー18階
- 事業内容:水上モビリティの自律航行システム開発・販売
- ウェブサイト:https://8kt.jp/
本記事は株式会社エイトノットの発表をもとに作成されています。
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