明電舎が国内初となる大型SLA 3DプリンタNeo800を採用
株式会社ストラタシス・ジャパンは、日本国内初となる大型ステレオリソグラフィ(SLA)3Dプリンタ「Neo®800」が、株式会社明電舎に採用されたことを発表しました。今回の導入は日本市場における大型SLA技術へのアクセス拡大を示す節目とされ、高精度かつ高品質な大型試作や評価用途などへの活用が見込まれています。
大型光造形を実現するNeo®800の特長
Neo®800は、高精度な大型光造形を実現する産業向けSLA 3Dプリンタです。800 × 800 × 600mmの大型造形エリアを備えており、高い寸法精度と優れた表面品質を維持しながら生産性の向上を実現します。
また、オープンな材料アーキテクチャを採用しているため、多様な材料選択肢に対応できます。スキャン性能やプロセス制御の向上に加え、幅広いフォトポリマー材料に対応することで、試作、評価、設計検証など多様な開発用途において高い柔軟性を提供します。
水力・風力発電機器の開発や新素材活用へ
株式会社明電舎の研究開発本部の斎藤氏は、大型部品を高精度かつ高品質に造形できる点や、優れた表面品質と安定した造形性能を評価したとした上で、「特に、水力・風力発電機器の開発において、これまで製作が難しかった大型評価モデルへの活用を期待しています」とコメントしています。同社ではオープンマテリアルによる拡張性を生かし、自社で開発する環境配慮型材料の活用や顧客との協創を通じた事業領域拡大を目指しています。
ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長であるシャルマ・スニール氏は、日本市場への導入について、ものづくり大国である日本の顧客が高精度なSLA技術を身近に活用できるようになり、製品開発やイノベーションの加速に貢献できることへの期待を示しています。
発表各社の概要
- 株式会社明電舎:1897年創業。東京都品川区に本社を置き、代表取締役 執行役員社長は井上 晃夫氏が務める。電力インフラ、社会システム、産業電子モビリティ、フィールドエンジニアリングの4つの事業を展開。
- 株式会社ストラタシス・ジャパン:東京都中央区に本社、大阪に支店を置くStratasys Ltd.の日本子会社。代表取締役社長はシャルマ・スニール氏。3Dプリンタおよび材料の販売、パーツ造形サービス(DFP)の提供を行う。

本記事は株式会社ストラタシス・ジャパンの発表をもとに作成。
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