Trash TechnologiesがNovaMine発表 proovy採用
電子廃棄物の再資源化に取り組むTrash Technologies株式会社は、使用済みのスマートフォンやパソコン、家電製品などに含まれる貴金属を新たな価値を持つ素材として社会へ還元するブランド「NovaMine」をリリースしました。
あわせて同社は、素材の由来や品質を証明するため、株式会社Receptが提供するデジタル証明書発行基盤「proovy」の採用を決定しました。Verifiable Credentials技術を活用したデジタル証明書により、素材の製造工程や背景を確認できる資源循環の仕組み構築を目指します。

都市鉱山から生まれた素材を社会へ還元する「NovaMine」
電子機器に含まれる金などの有用資源は「都市鉱山」と呼ばれ、Trash Technologies株式会社ではAIを活用した選別や独自プロセスによる精錬を通じて、再資源化とトレーサビリティの確保を進めています。
一方で、再資源化された素材がその後どのような形へ生まれ変わるのかが見えにくい課題がありました。これに対し「NovaMine」は、役目を終えた電子機器から取り出した貴金属を新たな素材へと再生し、企業やブランドを通じて商品化して再び社会へ戻す出口としての役割を担います。
宝飾やアクセサリー、アパレルなど素材循環や環境意識と親和性の高い領域をはじめとする企業やブランドとの共創を通じ、都市鉱山由来の資源の活用可能性を広げていく方針です。

NovaMineでは素材の由来を証明するため、株式会社Receptが提供する「proovy」を導入します。
素材の由来や加工履歴が紙の証明書や事業者ごとのデータに分散している場合、流通後に情報を確認・検証することが難しくなります。proovyはVC(Verifiable Credentials:検証可能なデジタル証明書)の技術により、発行元とデータの非改ざん性を継続的に検証できる基盤です。
これにより、メーカーからエンドユーザーまでが素材の背景を容易に確認できる「由来を証明できる貴金属」の実現を図ります。
NovaMineで提供する素材には、原料や再資源化の過程を記録したデジタル証明書が発行される予定です。主な記録項目は以下の通りです。
- 原材料情報:回収した素材の種類
- 回収情報:回収元・回収日などの記録
- 精錬工程:マイクロ精錬の工程データ
- 品質情報:純度・成分の分析結果
- ロット情報:製造ロット番号
- 製造情報:製造場所・製造日の履歴
今後はロット単位での証明書発行に向けた運用体制の整備に加え、将来的には宝飾品としての加工・流通過程での情報連携やDPP(デジタルプロダクトパスポート)への展開も検討していくとしています。
企業概要
Trash Technologies株式会社
- 代表者:代表取締役 木部 剛
- 所在地:〒135-0064 東京都江東区青海2-4-10 東京都立産業技術研究センター 製品開発支援ラボ317
- 設立:2023年11月
- 事業内容:電子機器の回収・資源循環事業、都市鉱山資源の活用、再資源化技術の開発
- URL:https://trashtech.jp/
- NovaMine公式サイト:https://trashtech.jp/novamine
株式会社Recept
- 代表者:代表取締役 中瀬 将健
- 所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4階 FINOLAB内
- 設立:2024年3月
- 事業内容:DID/VC技術基盤「proovy」の開発・提供
- コーポレートサイト:https://recept.earth/
本記事はTrash Technologies株式会社の発表をもとに作成しました。
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