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日本精工とアクセンチュア、合弁会社NSKデジタルを2027年4月に設立へ

取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊が率いる日本精工株式会社(NSK)と、代表取締役社長:濱岡 大が率いるアクセンチュア株式会社は、合弁会社設立契約を締結した。両社の知見や人材を結集し、AI・データを活用した事業変革と事業運営高度化の取り組みを加速させる。

両社は2027年4月1日(予定)に新会社「NSKデジタル株式会社」を設立し、NSKグループ向けIT・デジタルサービスの提供やデジタル変革の推進を担う中核会社とする方針である。

合弁会社設立の背景

製造業を取り巻く環境が大きく変化する中、企業の競争力は優れた製品や技術だけでなく、AI・データを活用した事業運営および変革実行力によっても左右される時代を迎えている。両社は、NSKにおけるAIを含むデジタル技術を中核に据えた変革を推進し、持続的な成長と企業価値向上の実現を目的として、26年4月に戦略的パートナーシップ契約を締結していた。

NSKはこのパートナーシップのもとで事業運営の高度化を進め、経営資源への投資余力の拡大を図るとともに、収益を伴う成長につながる施策の創出を目指してきた。今回、同パートナーシップの実効性を確認したことから、取り組みをさらに加速させるため合弁会社の設立に合意した。

人材育成と事業運営の高度化を目指す

今回の契約を通じて、アクセンチュアのノウハウ等を活用した人材育成とNSKの経営・事業変革力の向上を図る。具体的には、AI等の最新技術を活用して事業変革を主導する実践力の習得や、プロジェクト推進を担える人材育成、変革を支える組織風土の醸成を進め、組織力強化と変革の実行につなげる。

さらに、先進デジタル技術の活用を起点とした事業運営高度化やコスト削減を通じた投資余力の創出も目指す。AIやデータ活用基盤の整備および活用拡大に加え、システム開発、運用、保守業務の効率化と高度化、IT調達・ベンダー活用の最適化に取り組むとしている。

合弁会社の概要

新会社は、NSKグループ向けのIT・デジタルサービス提供やデジタル変革の推進を支える中核会社として位置付けられる。

  • 名称:NSKデジタル株式会社
  • 合弁開始年月日:2027年4月1日(予定)
  • 出資/持分比率:アクセンチュア65%、日本精工35%
  • 役員体制:代表取締役1名(アクセンチュア)、取締役3名(アクセンチュア2名、日本精工1名)、監査役2名(アクセンチュア1名、日本精工1名)

東京都品川区に本社を置くNSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などを展開してきた。1960年代初頭から海外に進出し、現在は約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位となっているほか、ボールねじや電動パワーステアリングなどにおいても事業を展開している。東京都港区に本社を置くアクセンチュアとともに、新会社を通じて事業運営の高度化と継続的な変革の実現を図る。

本記事は日本精工株式会社の発表をもとに作成。

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