マイナビ調査 微経験者の採用経験がある企業は63.9% 満足度は73.4%
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)は、直近1年間で転職活動を行った正社員1,500名と企業の中途採用担当者1,600名を対象に実施した「『微経験人材』の転職・採用実態調査」を発表しました。
調査によると、転職活動実施者の53.0%が募集条件を満たすほどの実務経験はないものの関連する経験を有する「微経験」での転職を志向しており、企業側の63.9%に微経験者の採用実績があることが明らかになりました。
転職活動者の過半数が「微経験転職」を志向
直近1年間に転職活動を行った人に転職先で就きたかった仕事を聞いたところ、「実務経験・専門知識を一部活かしつつ、隣接する分野に広げる仕事(横展開型)」が53.0%で最多となりました。次いで「実務経験・専門知識をそのまま活かし、同じ分野で即戦力となれる仕事(踏襲型)」が36.5%、「実務経験・専門知識をほとんど活かさず、新しい分野に挑戦する仕事(挑戦型)」が10.5%でした。

そのうち実際に転職した人が就いた仕事は、横展開型(42.8%)が最も多く、踏襲型(41.0%)、挑戦型(16.2%)と続いています。
企業の63.9%が微経験者を採用、決め手は人物面や仕事への姿勢


企業の中途採用担当者に直近1年間で微経験者を採用をしたことがあるかを聞いたところ、63.9%が「ある」と回答しました。採用理由は「経験者採用と並行して微経験者も採用したかった(45.1%)」が最多で、「経験者の採用が難しかったため対象を広げた(27.3%)」が続いています。

採用した微経験者の決め手については、「コミュニケーション能力が高かった(37.9%)」が最多となり、次いで「主体性があった(35.8%)」が挙げられました。

採用後の満足度は73.4%、文化へのなじみやすさや育成面を評価


直近採用した微経験者に満足しているかを聞いたところ、「満足している(「そう思う(27.6%)」+「ややそう思う(45.8%)」の合計)」は73.4%となりました。満足の理由には「未経験者より教育しやすい」「新しい業務や企業文化を吸収しやすい」といった声のほか、「既存チームに良い刺激を与える」「周囲のモチベーション向上につながる」といった意見がみられました。
微経験採用のメリットとしては、「自社の企業文化や社風になじみやすい人材を採用できる(43.4%)」が最も多く、次いで「採用対象となる人材の幅を広げられる(40.4%)」、「主体性のある人材を採用できる(40.4%)」が上位となりました。
一方で、不満の理由には「期待していたスキルとのギャップがあった」「入社後の教育やOJTに想定以上の時間がかかった」などの意見も挙がっています。
マイナビキャリアリサーチラボの研究員である朝比奈 あかり氏と宮本 祥太氏は、人手不足や採用難が続く中で微経験者は採用対象を広げる有力な選択肢の一つになりつつあるとした上で、ミスマッチを防ぐためには求めるスキルや役割を明確に示し、採用時の期待値を丁寧にすり合わせることが求められると指摘しています。
調査概要
- 調査名:マイナビ「『微経験人材』の転職・採用実態調査」
- 調査期間:2026年7月1日~ 2026年7月15日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象(個人):正社員として働いている20代~50代の男女のうち、直近1年間(2025年7月~2026年6月)に転職活動をした人:1,500サンプル(①転職者:500サンプル、②転職活動者:1,000サンプル)
- 調査対象(企業):2026年1~7月に中途採用業務を担当し、募集活動をしており、採用費用の管理・運用に携わっている人事担当者:1,600サンプル
- 詳細URL:https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260916_114839/
※本調査における「微経験」とは、募集条件を満たすほどの実務経験はないものの、応募職種や業務に関連する経験を有していることを指します。 ※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
本記事は株式会社マイナビの発表をもとに作成しています。
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