ブラザー工業、米IDCのサステナビリティ評価で2度目のリーダー獲得
ブラザー工業株式会社は、米国のIT専門調査会社であるIDCによるサステナビリティ観点での最新評価報告書「IDC MarketScape: Worldwide Sustainability Programs and Services Hardcopy 2026 Vendor Assessment」において、前回(2023年)に続き2度目となる「リーダー」評価を獲得した。本調査はブラザーを含むプリンティング製品を扱うメーカー11社を対象に、企業戦略や事業運営、製品・サービスなどを評価したものである。
今回の調査は、サステナビリティへの対応が重要視されるなか、プリンティング製品やサービスの導入を検討する企業などがメーカーを選定する際の指標として活用できるものとされている。
なお、ブラザーは2025年にIDCが発行したプリンター再生に関するレポート「IDC MarketScape: Worldwide Hardcopy Remanufacturing 2025 Vendor Assessment」においてもリーダーに選出されている。
ブラザーグループは、2018年に策定した「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」(2021・2022・2025年に一部改定)において、エネルギーや資源を使用し、紙や糸、布などの生物由来の物を使用する製品を提供する企業として、気候変動や資源枯渇、環境汚染、生態系破壊といった社会課題を事業上のリスクと捉え、継続的な解決に取り組む姿勢を明確にしている。
特に「CO₂排出削減」「資源循環」「生物多様性保全」の3つを重要課題と定め、「2050年ビジョン」およびマイルストーンとなる「2030年度 中期目標」を設定して各種施策を推進している。
消耗品の回収・再生への取り組み
グループ内では顧客が使用した製品や消耗品の再使用・再生が進められている。2004年からは、レーザープリンター・複合機で使用されたトナーカートリッジを回収して新品と同等品質へ再生し、再び顧客へ届ける取り組みを実施している。この再生はイギリス・スロバキア・アメリカ・日本の生産拠点で行われており、2026年3月末までにグループ全体で4,500万個以上を再生した。
さらに、イギリスの生産拠点で実施するインクジェットプリンター・複合機用のインクカートリッジ再生を2024年に、スロバキアの生産拠点で実施するレーザープリンター・複合機用のドラムユニット再生を2026年にそれぞれ開始している。
IDCによる評価と今後の取り組み
今回の選定についてIDCは、強固なサステナビリティの実績を備えた印刷ソリューションを求める中小企業(SMB)に適しており、同社の製品・サービスは循環型経済の実践、排出削減、生物多様性を重視する組織と合致していると言及した。
ブラザーグループは今後も地球環境に配慮した活動に積極的に取り組んでいくとしている。
本記事はブラザー工業株式会社の発表をもとに作成されています。
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