LooraがシリーズBで2,200万ドル調達 AI英語学習の事業展開加速へ
イスラエル・テルアビブに本社を置くAI英語学習サービスのLoora Ltd.(CEO:Roy Mor)は、シリーズBラウンドにおいて2,200万ドル(約35億円*1 )の資金調達を実施しました。本ラウンドはUnion Tech Venturesが主導し、米大手のHearst Venturesをはじめ、vgames、Emerge、QP Venturesが参加しています。
調達した資金は、AI研究・開発体制の強化や、米国・欧州・アジア・南米における事業展開の加速、学習成果を支えるデータ基盤・研究体制の拡充に投資されます。これにより、同社のこれまでの累計調達額は4,325万ドル(約67億円*2)に達しました。
※1・2 :2026年9月時点の外国為替市場の参考レート(1ドル=155円)で換算
英語学習における機会格差の解消へ
世界人口の95%は英語を母語としておらず、先進38か国では98.5%*3の企業が採用時に英語力を正式に評価するなど、英語力はキャリア形成において重要な要素となっています。一方で、英会話レッスンが高額になり得ることなどから高品質な学習機会へのアクセスには違いが生じており、就職や昇進といったキャリアの選択肢に影響を及ぼしています。
現在、Looraのユーザーの72%はキャリアアップを目的として英語を学ぶ25〜55歳の社会人であり、同社はAIを活用した機会格差の解消を目指しています。
※3:https://www.quantumrun.com/consulting/english-language/
英語習得に特化した対話型AIの特長
Looraは英語習得に特化したAIとして設計されており、会話履歴をもとに学習状況を把握した上で、一人ひとりのレベルや目的に応じて指導内容を最適化しています。2億件を超える対話データを活用して指導手法の継続的な改善を行っているほか、ユーザーは政治や旅行、哲学などの興味に合わせたテーマで英会話の練習が可能です。
同サービスでは1,377日連続で学習を続けているユーザーも存在し、現在の登録ユーザー数は世界で1,500万人を超え、AIとの対話は累計2億回以上に達しています。日本はユーザー数で世界トップ10に入る主要市場の一つとなっています。
関係者のコメント
Loora CEOのRoy Mor(ロイ・モー )氏は、英語を流暢に話せることがキャリアや進学の入り口になっているとした上で、高額になり得るマンツーマン指導を月額約10ドル(約1,600円)で提供しており、今回の調達を通じて英語学習の機会をさらに多くの人へ届けていくと述べています。
また、本ラウンドを主導したUnion Tech Ventures マネージングディレクターのRoxanne Horesh(ロクサーヌ・ホレシュ)氏は、創業者のRoy氏とYonti氏を中心とするチームの高い実行力を評価し、同サービスが高い利用継続率と学習成果を世界規模で実現している旨をコメントしています。
Loora Ltd.について
Looraは、英語力によってキャリアや人生の選択肢が制限される人をなくすことを目指し、2021年にサービスを開始したAI英語学習サービスです。創業者のRoy Mor(ロイ・モー )氏とYonatan Levin(ヨナタン・レビン )氏が自身の英語学習経験から抱いた課題感をもとに立ち上げられました。
- 本社所在地:イスラエル・テルアビブ
- CEO:Roy Mor
- サービス開始:2021年
- 公式サイト:https://www.loora.com/
本記事はLoora Ltd.の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



