ストラタシス、3Dプリンタ新材料2種を2026年9月16日に国内発売へ
東京都中央区に本社を置く株式会社ストラタシス・ジャパン(代表取締役社長:シャルマ・スニール)は、DLP技術 P3™(Programmable PhotoPolymerization)プラットフォーム向けの新材料2種を、2026年9月16日より国内で販売開始すると発表した。発売されるのは、高耐熱・高剛性樹脂「P3™ Deflect™ 110」と、医療用途向け生体適合性シリコーン材料「P3™ MED Silicone 25A」である。両材料は高精度DLP方式3Dプリンタ「Origin® Two」に対応し、製造業や医療分野における最終用途部品および生産部品の製造を支援するとしている。
高耐熱・高剛性樹脂「P3™ Deflect™ 110」の特長

P3™ Deflect™ 110は、熱変形温度(HDT)110℃を実現する高耐熱・高剛性樹脂である。熱安定性、寸法安定性、高い機械特性を兼ね備えており、自動車、産業機械、治具・工具、生産補助具など、高温環境下で使用される部品の製造に適している。
主な特長は以下の通りである。
- 熱変形温度(HDT)110℃
- 優れた耐薬品性と長期耐UV性能
- 高い剛性と寸法安定性
- 射出成形エンジニアリングプラスチックに匹敵する機械特性
- 治具、固定具、金型、生産補助具、機能部品向けに最適
特に自動車のエンジンルーム周辺部品、ブラケット、ハウジング、カバー、製造用治具など、熱や機械的負荷がかかる用途での利用が想定されている。発売日は2026年9月16日(水)を予定している。
生体適合性シリコーン材料「P3™ MED Silicone 25A」の展開
P3™ MED Silicone 25Aは、信越化学工業株式会社との協業により開発された、ISO 10993準拠の生体適合性シリコーン材料である。Origin P3™プラットフォーム上で柔軟性、耐久性、再現性に優れたシリコーン部品を直接造形できるため、患者接触部品やカスタム医療機器の開発・製造の効率化を図る。
主な特長と想定される用途は以下の通りである。
- ISO 10993準拠の生体適合性シリコーン
- ショアA硬度25の柔軟性
- 800%を超える高い伸び率
- 優れた引裂強度と耐久性
- 高い耐熱性および耐薬品性
- 金型不要で小ロット・カスタム製造に対応
用途としては、患者接触型医療機器、ウェアラブルデバイス、補聴器部品、シール・ガスケット、医療機器用ソフトコンポーネント、小ロット医療製品製造などが挙げられている。発売日はP3™ Deflect™ 110と同様に2026年9月16日(水)を予定している。
株式会社ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社であり、3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っている。東京都中央区に本社を置き、大阪に支店を構えている。

本記事は株式会社ストラタシス・ジャパンの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



