実家を引き継ぎたい人は47.2% 理由最多は思い入れがある 家がほしい調査
株式会社家がほしいが運営する家が欲しい.comは、20代~50代の男女500人を対象に「実家を引き継ぎたいか」に関するアンケート調査を実施しました。調査の結果、実家を引き継ぎたいと考えている人は47.2%にとどまり、引き継ぎたくないと考えている人が52.8%と過半数を占めることがわかりました。引き継ぎたい理由の最多は「思い入れがある」である一方、引き継ぎたくない理由では「立地が悪い」が1位となっています。

実家の引き継ぎ意向はほぼ半数に分かれる結果に
実家を引き継ぎたいか尋ねたところ、「ぜひ引き継ぎたい(19.2%)」と「条件次第で引き継いでもいい(28.0%)」を合わせた引き継ぎに前向きな層は47.2%でした。一方で、「できれば引き継ぎたくない(32.0%)」と「全く引き継ぎたくない(20.8%)」を合わせた否定的な層は52.8%となり、意見がほぼ半々に分かれています。
また、「ぜひ引き継ぎたい」よりも「条件次第で引き継いでもいい」の割合が高く、状況や条件に応じて柔軟に判断したいと考えている人が多い状況がうかがえます。
引き継ぎたい理由は感情面、引き継ぎたくない理由は現実面が上位
実家を引き継ぎたいと答えた236人に理由を聞いたところ、1位は「思い入れがある(28.8%)」、2位は「立地が良い(14.8%)」、3位は「資産になる(12.3%)」でした。住まいとしての利便性や資産価値だけでなく、家族との思い出といった感情面を重視する傾向が見られます。

一方、引き継ぎたくないと答えた264人の理由では、1位が「立地が悪い(23.5%)」、2位が「コストがかかる(17.8%)」、3位が「建物が古い(16.7%)」となりました。交通の便や固定資産税などの費用負担、建物の老朽化といった現実的な課題が主な要因として挙げられています。
実家の売却見込みは7割超、実家は思い出の場所とする人が約半数
「実家を売却できると思うか」という質問に対しては、「問題なく売却できそう(21.6%)」と「時間はかかりそうだが売却できそう(50.8%)」を合わせて72.4%が売却可能と回答しました。「売却は難しそう(21.4%)」「売却はほぼ不可能だと思う(6.2%)」は合わせて27.6%となっています。
また、「あなたにとって実家とは?」という問いでは、1位が「思い出の場所(47.8%)」で半数近くを占め、2位「安心できる場所(13.6%)」、3位「帰れる場所(8.8%)」と続きました。一方で「悩みの種(7.4%)」といった回答も見られ、愛着と維持管理の負担の間で葛藤する実態も示されています。


司法書士法人永田町事務所代表の加陽麻里布氏は、親が亡くなった後に方針が決まらないケースが少なくないとした上で、親が元気なうちに実家を将来どうしたいのか家族で話し合っておくことの大切さを指摘しています。
調査概要

- 調査対象:20代~50代の男女(有効回答数:女性386人/男性114人、計500人)
- 調査期間:2026年7月2日~3日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットアンケート
- 回答者の年代:20代 18.4%/30代 37.0%/40代 27.8%/50代 16.8%
本記事は株式会社家がほしいの発表をもとに作成しました。
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