手塚治虫の名作、ブラック・ジャック展が名古屋で開催中

手塚治虫の医療マンガ『ブラック・ジャック』の連載開始から50周年を記念し、「手塚治虫 ブラック・ジャック展」が名古屋・栄の中日ホールにて開催中だ。本展は、『ブラック・ジャック』を深く知る人から初めて触れる世代まで、すべての人々にその魅力を余すところなく楽しんでもらえる特別展となっている。

『ブラック・ジャック』は1973年に初めて雑誌に掲載された作品で、今年でちょうど50年の節目を迎える。2019年からのコロナ感染症の世界的流行により、医療は人々の心のよりどころとなった。本作は最初の本格的な医療マンガと言われ、手塚治虫のヒューマニズムの極致が詰まった作品である。

本展覧会では、『ブラック・ジャック』のすべてを見せることを目的としている。主催は東海テレビ放送、制作協力は手塚プロダクション、特別協力は秋田書店が担当。会場となる中日ホールは、名古屋市中区栄にある多目的ホールで、コンサートやイベントなどに利用されている。

本展は、『ブラック・ジャック』ファンはもちろん、医療やマンガに関心のある人にとっても見応えのある内容となっている。手塚治虫の偉大な功績を振り返り、その思想に触れる貴重な機会だ。開催期間や詳細については、公式ホームページやSNSアカウントにて確認できる。