neoAIがAIエージェント基盤で業務アプリとの接続を拡大
東京大学松尾研究室発のAIスタートアップである株式会社neoAIは、法人向けAIエージェント基盤「neoAI Chat」および「neoAI Work」において、業務アプリケーションとの接続を拡大した。
ストレージ、チャット、メール、カレンダー、Web会議、データ基盤、業務システムなど、企業で利用される十数のアプリケーションとの接続を拡大した。社内に点在する情報を、検索、要約、整理、分析、文書や資料の作成といった日々の業務に活用できる環境を提供し、企業のデータとつながるAIエージェントの実現を進めている。
業務アプリ連携拡大の背景
企業における生成AIの活用は、質問への回答や文章作成から、社内情報の検索、案件状況の整理、会議後の対応、分析、成果物の作成へと広がっている。一方で、ファイルはストレージ、顧客との経緯はメールやチャット、予定はカレンダー、商談情報は営業管理システムといったように、日々の業務データは複数のアプリケーションに分散している状況がある。
AIエージェントが実際の業務を支援するには、利用者が情報を一つずつ集めて入力するのではなく、普段利用しているアプリケーションへ安全に接続し、必要な情報へアクセスできることが重要となる。neoAIは接続可能な業務アプリケーションを拡大し、APIやMCPなどを通して利用者の権限に応じて必要な情報を参照し、情報探索から内容の整理、成果物の作成までをワンプラットフォームで可能にするとしている。
対応する主なアプリケーション
接続に対応する主なアプリケーションは以下の通りとなっている。なお、その他のアプリケーションも要望に応じて個別対応するとしている。また、接続先、利用できる機能、提供条件は、利用環境や契約内容、利用者の権限によって異なる場合がある。
- ストレージ:SharePoint、OneDrive、Google Drive、Box
- チャット:Microsoft Teams、Google Chat、Slack
- メール・カレンダー:Outlook、Gmail、Google カレンダー
- Web会議:Microsoft Teams、Google Meet、Zoom、Webex
- データ基盤・業務システム:Salesforce、Backlog、Kintone

「neoAI Chat」と「neoAI Work」は、共通基盤「neoAI Agent Foundation」上で提供される法人向けAIエージェントである。neoAI Chatはチャット形式で質問への回答、情報検索、文書作成などを支援する。neoAI Workは資料や作業過程、成果物をフォルダに蓄積しながら、複数の工程を伴う仕事を進める仕組みとなっている。
同社は今後、接続先を継続的に充実させるとともに、個別の業務システムやデータ環境との接続にも個別開発で対応するとしている。さらに、接続先の拡大にとどまらずアプリケーションへの書き込みも可能にするなど、AIエージェントが日々の業務を一貫して支援できる基盤を目指す方針を示している。
株式会社neoAIの概要
- 社名:株式会社neoAI
- 代表者:代表取締役CEO 千葉 駿介
- 設立:2022年8月
- 所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル
- コーポレートサイト:https://neoai.jp/
本記事は株式会社neoAIの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



