写真編集アプリ「PhotoDirector」がAI機能を追加
台湾のマルチメディアソフトウェア開発企業であるサイバーリンクは、写真編集アプリ「PhotoDirector」に新たな AI 機能を追加した。追加された機能は、AI ヘアスタイル、AI 画像拡張、自動オブジェクト検出の3つだ。
AI ヘアスタイル機能では、顔写真をアップロードするだけで、写真の人物の髪型を様々なヘアスタイルに変更できる。ヘアカットの前にバーチャルで色んな髪型を試して、自分に似合う髪型やカラーを見つけることができるため、ヘアスタイルの変更を検討している人には便利な機能だ。ただし、1枚の画像を生成するごとに 2 クレジットが消費される。
AI 画像拡張機能は、写真の周りを拡張できる機能だ。画像の見切れてしまった部分を復元したり、画像のサイズを拡大したい時や、画像の縦横を変えたい時に便利だ。1枚の画像を生成するごとに 1 クレジットが消費される。
AI 除去の自動オブジェクト検出機能では、不要な部分を大まかに選択するだけで、自動でオブジェクトを検出し、不要とされる箇所を選択してくれる。ブラシで細かく削除したい部分をなぞる必要がなくなったため、より簡単に短時間で写真に映り込んでしまった不要なものや人を削除できるようになった。
PhotoDirector のプレミアムプラン(サブスクリプション)の価格は、iOS 版が1か月プラン1,000円/月、12か月プラン3,400円/年、Android 版が1か月プラン580円/月、12か月プラン2,350円/年となっている。また、クレジットの価格は、プレミアムユーザーと非プレミアムユーザーで異なり、iOS 版とAndroid 版でも価格が異なる。
サイバーリンクは、これらの新機能の追加により、ユーザーがより簡単に写真編集を行えるようになることを期待している。写真編集に興味がある人は、PhotoDirector の新機能を試してみるのも良いかもしれない。