自社らしいデザインを生成AIで「stylus」リリース
株式会社mignは、生成AIで学習したデザインの特徴を踏まえた画像生成ができる”stylus”のベータ版をリリースした。このソリューションは、不動産・建設業界におけるデザイン作成の手間を削減することが期待できる。
stylusの使い方は以下の通りだ。まず、デザインのタイトルを記入し、特徴を学習したい画像を20枚以上アップロードする。次に、キーワードを入力して画像を生成すると、事前にアップロードした画像の特徴が反映された画像が作成される。
例えば、建築家Zaha Hadidのデザインを学習したAIがデザインした住宅の画像が公開されている。Zaha Hadidは、イラク出身の建築家で、流線型のデザインが特徴的だ。彼女の代表作には、ロンドンのアクアティクスセンターや北京の銀河SOHOなどがある。
同社は、このソリューションを活用することで、自社のデザインの特徴を踏まえたデザイン提案などを作成する手間の削減が期待できるとしている。特に、新規で作成するときや修正するときなど、デザイナーの手間がかかる場面で効果的だという。
ベータ版のため、エラーや改善の要望は同社のお問い合わせフォームから受け付けている。料金は月額制で、2週間以内の解約で返金される。エンタープライズプランでは、本技術を活用して、要望に柔軟に対応したシステムを提供するとのことだ。