金融IT協会、金融×ITの実装を表彰するFITAアワード2026の募集開始
特定非営利活動法人 金融IT協会(略称:FITA、東京都、理事長:山口 省蔵)は、2026年9月14日(月)より「FITAアワード2026」の募集を開始しました。本アワードは、金融×IT活用を通じて、顧客、地域、業務、組織、社会に持続的な価値を生み出している取り組みを表彰する、本年度創設の表彰制度です。応募締め切りは2026年10月19日(月)23時59分で、表彰式は2026年12月8日(火)に金融ITエキスポ内で開催されます。

金融機関のDXやIT利活用は実証から本番運用の段階へと移りつつあるものの、成果を挙げた実装の多くは個社内に留まり、他の金融機関が参照・展開できる形では共有されていない現状があります。金融IT協会は、業界に散在する現場実装を可視化し、再現可能な実践知として発信することを目的に本アワードを創設しました。取り組みの成果や工夫、実践知を共有することで、金融業界全体のDX・IT利活用の促進につなげるとしています。
表彰する賞は以下の3つです。
- 最優秀賞:金融×IT活用について最も優れた取り組みとして評価した金融機関に授与
- 優秀賞:金融×IT活用について優れた取り組みとして評価した金融機関に授与
- 特別賞:特筆すべき取り組み成果が認められる場合に授与(地域DX、AI活用、モダナイゼーション、IT民主化・市民開発、顧客体験(UX)、デジタル人財育成、セキュリティなどの分野を想定し、賞の名称は表彰時に付与)
なお、いずれの賞も受賞基準を満たす案件がない場合は授与されません。
対象となる取り組みの条件
先端技術の導入そのものではなく、現場で課題を解決し、成果を生み、運用が継続していて他の組織にも示唆を与える実装が評価対象です。具体的には以下の4条件をすべて満たす必要があります。
- 実装されていること:2023年4月1日以降に、本番稼働・サービス開始・全社展開のいずれかに至っていること
- 運用が続いていること:応募時点で運用が継続していること(実証実験・PoC・構想段階のみの取り組みは対象外)
- 成果を説明できること:成果または導入効果を、定量または定性で具体的に説明できること
- 取り組みを公開できること:受賞理由を構成できる範囲で、組織名・事例名・取り組み内容を公開できること
成果の説明は、数値だけでなく定性的な改善効果による説明も認められています。
審査体制と選考スケジュール
選考では書類審査およびヒアリング審査が実施され、「取り組みの概要」「課題解決度合い・目標達成度」「独自性」「応用性」「成果の持続性」「実行難易度」「推進体制、ステークホルダー」「自社・他社評価」の8項目から総合的に評価されます。公正性を確保するため、審査委員会と運営は分離され、利益相反がある場合は該当案件の評価・議論から除外されます。応募内容の詳細や評価点、審査過程は非公開です。
選考スケジュールは以下の通りです。
- 募集開始:2026年9月14日(月)
- 応募締め切り:2026年10月19日(月)23時59分
- 一次選考:2026年10月下旬
- 二次選考:2026年11月上旬〜中旬
- 結果発表:2026年11月25日(水)
- 表彰式:2026年12月8日(火)金融ITエキスポ内にて開催
募集概要
- 名称:FITAアワード2026
- 主催:特定非営利活動法人 金融IT協会(FITA)
- 応募資格:金融IT協会(FITA)の会員資格を有する金融機関(銀行、信用金庫、信用組合、証券会社、保険会社、カード会社、リース会社、金融持株会社およびそれらのシステム子会社)※未加盟の金融機関は応募締め切り時点での加盟が必要。パートナー企業との共同応募も可能(受賞名義は金融機関、パートナー企業単独応募は不可)
- 応募料:無料
- 応募件数:1組織あたり3件まで
- 応募方法:所定の審査提出書類(Excel)を電子メール(award@fita.or.jp)で提出
- 募集要項・審査提出書類URL:https://fita.or.jp/news/20260914
受賞した活動成果は、表彰式での表彰のほか、協会の勉強会、ミートアップ、Webサイトなどを通じて公表されます。公開情報は原則として受賞組織の確認を経て確定されます。
本記事は特定非営利活動法人 金融IT協会の発表をもとに作成しました。
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