総合型選抜の出願時評定は3.5~4.0未満が最多 塾シルが経験者416人に調査
株式会社インタースペースのグループ会社である株式会社ユナイトプロジェクトが運営する学習塾検索サイト「塾シル」は、総合型選抜(旧AO入試)経験者416人を対象に出願時の評定に関するアンケート調査を実施しました。
調査によると、出願時の評定は「3.5~4.0未満」が32.5%で最多となり、4.0以上が45.0%を占めた一方、3.5未満で出願した人も22.5%みられました。また、経験者が後輩に伝えたいアドバイスとしては「早めに情報収集・対策を始める」が50.2%で最も多い結果となりました。
出願時の評定は3.5~4.0未満が32.5%で最多
総合型選抜経験者416人のうち、「覚えていない・答えたくない」と回答した105人を除く311人の評定分布は以下の通りです。

- 3.0未満:16人(5.1%)
- 3.0~3.5未満:54人(17.4%)
- 3.5~4.0未満:101人(32.5%)
- 4.0~4.5未満:93人(29.9%)
- 4.5以上:47人(15.1%)
- 合計:311人(100.0%)
最も多かったのは「3.5~4.0未満」の101人(32.5%)でした。評定3.5以上は241人で77.5%を占める一方、3.5未満で出願した人も70人(22.5%)いました。また、評定4.0~4.5未満(93人・29.9%)と4.5以上(47人・15.1%)を合わせた評定4.0以上は140人(45.0%)となっています。
なお、この結果は今回の調査で評定を回答した経験者の分布を示したものであり、総合型選抜における必要評定や出願可否、合格しやすさを示す数値ではないとしています。

後輩への助言は「早めの情報収集・対策」が最多
総合型選抜経験者416人に後輩へ伝えたいアドバイスを3つまで尋ねたところ、以下の結果となりました。
- 早めに情報収集・対策を始める:50.2%
- アピールできる活動実績を早めに作る:38.7%
- 評定平均を意識して日々の勉強にも取り組む:28.8%
志望校の出願条件によっては一定以上の評定が必要となり、評定は高校での成績の積み重ねを反映するため、出願条件を早めに確認して普段の学習から意識して取り組むことが大切だとしています。

大学・方式によって異なる評定条件と選考方法
総合型選抜では、評定が出願条件になる場合と、調査書の一部として選考資料になる場合があります。募集要項に数値条件がない場合でも、調査書を提出する方式では高校での成績が大学に提出されます。
また、総合型選抜は評定のみで合否を決める入試ではなく、大学が定めた方式によって志望理由書、活動報告書、面接、小論文、教科・科目テストなども選考に用いられます。評定について確認する際は、志望する年度の募集要項で以下の項目の確認が重要であるとしています。
- 全体の学習成績の状況に数値条件があるか
- 特定教科の評定条件があるか
- 調査書が選考資料として使われるか
- 評定以外にどのような書類や試験が課されるか
調査概要および関連情報
本調査の概要は以下の通りです。
- 調査対象:総合型選抜経験者
- アンケート実施期間:2026年8月
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:416人
- 調査・分析実施:塾シル(株式会社ユナイトプロジェクト)
※塾・予備校利用者206人と非利用者210人を比較するため、両者をほぼ同数集めています。そのため、回答者構成は総合型選抜経験者全体の塾・予備校利用率を示すものではありません。また、受験した大学・学部の難易度、出願条件、選考方法は回答者によって異なります。
本記事は株式会社ユナイトプロジェクトおよび株式会社インタースペースの発表をもとに作成しました。
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