名古屋商科大学が教員向けケースメソッド研修会を開催 約60名が参加
名古屋商科大学は2026年9月9日、日進キャンパスにて教員を対象としたケースメソッド研修会を開催しました。PCL(Participant Centered Learning)と呼ばれるこの研修会は、同大学が全学的に推進するケースメソッドを用いた参加者中心型教育への理解を深める目的で、4月と9月の年2回実施されているもので、当日は約60名の教員が参加しました。
模擬授業の実施とハーバードビジネススクールでの原則共有
研修では、同大学大学院の長沢雄次教授によるケースメソッドに関する全体ガイダンスに加え、山本裕子教授およびMinjeong Ham専任講師による模擬授業が行われました。
参加した教員らは事前に配布されたケースおよびアサインメント(課題)をもとに、少人数グループでの討論や全体でのディスカッションを展開し、学生の立場で授業に参加しました。授業後には、アメリカ・ハーバードビジネススクールで実施されたケースメソッドの集中プログラム(GloColl)に参加した山本教授から、ハーバードで学んだPCLの基本原則が紹介され、授業運営や板書の活用方法について意見交換が行われました。
全学部で導入が進むケースメソッドの概要
名古屋商科大学では、学生が主体的に考え、議論し、意思決定を行う力を養うため、ケースメソッドを全学部で導入しています。ケースメソッドは、企業や組織で起きた課題や意思決定の場面を題材としたケースを用い、学生同士のディスカッションを通じて学びを深める教育手法です。
知識を受動的に学ぶ一方向的な講義とは異なり、学生自身がケースを読み込んで判断を考え、多様な意見を交わすことで、論理的思考力、分析力、コミュニケーション能力、リーダーシップなどを実践的に身につける教育手法としています。

名古屋商科大学の実績と教育体制
1953年の開学以来、世界標準の経営教育を展開する名古屋商科大学は、PIM(国際経営協会)の会員校であり、国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得しています。
- 設置学部・課程:経営学部、経済学部、商学部、国際学部、経営管理課程
- 国際連携:世界63カ国196校の提携校との交換留学や国際ボランティアを実施
- 評価実績:ビジネススクール(経営大学院)がQSグローバルMBAランキング2025において国内第1位を獲得。「THE(Times Higher Education ranking)」の2025年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で4年連続第1位、国内第15位にランクイン
※国内初の3つの国際認証は、国内の大学(院)における3大国際認証(AACSB・EQUIS・AMBA)の同時取得状況について、2026年9月時点で各認証団体(AACSB、EFMD、AMBA)公式サイトの認定校リストを確認した結果に基づきます(名古屋商科大学調べ、比較対象:日本国内の大学・大学院全体)。同大学は2021年9月にEQUIS認証を取得し、国内で初めて3認証の同時取得を達成しました。
本記事は名古屋商科大学の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



