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英語学習者の約7割が日常会話可能も自信を持つ人は2割未満 IIBC調査

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会は、英語学習を行っている10代~60代の男女1,024人を対象に実施した「英語学習者のスピーキング力に関する自己評価と学習実態」に関する調査結果を公表しました。調査によると、日常会話以上のコミュニケーションができると自覚する人が7割を超える一方、人に自信を持って英語を「話せる」と言える人は2割未満にとどまることが分かりました。多くの学習者が話す力の重要性を認識しながらも、心理的なハードルや話す機会の不足を感じている実態が浮き彫りとなっています。

現在の英語学習の頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日」が24.8%、「週に3〜4日」が28.4%、「週に1〜2日」が32.6%となり、週1日以上学習に取り組んでいる人は全体の85.8%にのぼりました。学習内容では「リスニング」が71.6%で最多となり、次いで「リーディング」が45.9%、「スピーキング」が45.2%と、スピーキングについても半数近くが習慣的に取り組んでいます。

英語でのコミュニケーション力については、「ネイティブレベルで流暢にコミュニケーションできる」が14.4%、「複雑なトピックについて会話できる」が28.9%、「日常会話ができる」が28.0%となり、日常会話以上のコミュニケーションができる人は合計で71.3%に達しました。「簡単な日常会話ができる」(22.4%)を含めると、93.7%が簡単なコミュニケーション以上が可能と回答しています。

しかし、自身の英語力について人にどの程度「話せる」と言えるかという質問に対しては、「自信を持って『話せる』と言える」と回答した人は19.7%と2割を下回る結果となりました。

複雑な話題を話せる層でも約7割が「話せる」と言えないと回答

英語コミュニケーション能力別に人に「話せる」と言えるかを集計したところ、「日常会話ができる」と回答した人(n=287)のうち、自信を持って「話せる」と言える人は7.0%にとどまり、93.0%は自信を持って「話せる」とは言えないと回答しました。

仕事や専門的な話題で説明・議論ができる「複雑なトピックについて会話できる」と回答した層(n=296)でも、自信を持って「話せる」と言える人は27.4%にとどまり、約7割が自信を持って言えない状態です。さらに「ネイティブレベルで流暢にコミュニケーションできる」層(n=148)においても、自信を持って「話せる」と答えた人は58.1%でした。

自信を持って「話せる」と言えない理由としては、「自分より英語が話せる人が多いと感じるから」が50.8%で最も多く、次いで「間違えることが不安で話すことに抵抗があるから」が34.5%、「言いたいことを英語でとっさに表現できないから」が29.3%、「自分のスピーキング力のレベルが分からないから」が26.3%と続きました。

また、「英語を話せる人」の基準として想定するレベルについては、「海外で生活しても日常的に困らないレベルで会話できる」(25.0%)、「外国人と雑談などのコミュニケーションがスムーズにできる」(24.0%)、「ビジネスの商談や交渉ができる」(21.2%)が上位を占め、合計70.1%の人が外国人とのスムーズな雑談以上のレベルを基準として挙げています。一方で、「街中で外国人に道案内ができる」(6.3%)や「簡単な受け答えや短い会話ができる」(7.2%)を基準とする回答は合計13.5%でした。

8割以上が話す力を重要視する一方、約4割が機会不足を実感

今後、英語を「話す力」がどの程度重要だと思うかについては、「非常に重要だと思う」(36.2%)と「ある程度重要だと思う」(49.9%)を合わせて86.1%が重要と回答しました。一方で、普段英語を話す機会については「ほとんどない」「まったくない」と回答した人の合計が42.5%に達しています。

英語を話せる人に対する印象では、「コミュニケーション能力が高い」(38.1%)や「キャリアの選択肢が広い」(29.2%)、「グローバルに活躍している」(21.0%)といった回答が多く、英語を話せたら役立てたいこととしては「海外旅行をより楽しむ」(32.0%)、「仕事でのコミュニケーション」(25.6%)、「外国人との交流・友人づくり」(23.2%)が上位に挙がりました。

調査概要と実施組織

  • 調査名:「英語学習者のスピーキング力に関する自己評価と学習実態」に関する調査
  • 調査期間:2026年8月4日(火)~2026年8月5日(水)
  • 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
  • 対象人数:1,024人
  • 調査対象:現在英語学習を行っている10~60代の男女
  • 調査元:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は1986年に設立され、東京都中野区中野に拠点を置いています。理事長は藤沢 裕厚が務め、TOEIC® Programの運営などを手がけています。

本記事は一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会の発表をもとに作成しています。

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