DataLabsが国総研のBIM/CIMパラメトリック設計に関する共同研究者に選定
DataLabs株式会社は、国土交通省 国土技術政策総合研究所が公募した「BIM/CIMにおけるパラメトリック設計のソフトウェアに関する共同研究」の共同研究者のうちの1者に選定された。同社は自動3Dモデリングプラットフォーム「Framy」の技術をもとに、構造計算ソフトウェアと3次元CADソフトウェアをつなぐデータ連携の標準化に取り組む。

共同研究の背景と目的
国土交通省はBIM/CIMの原則適用を段階的に進めており、2026年度は3Dモデルの契約図書化に向けた義務化移行期、2027年度以降は3Dモデルと積算システムの連携が標準化される見通しとなっている。一方で、パラメトリック設計やデータ連携の機能は各ソフトウェアが独自に開発を進めており、ソフトウェア間で連携できていないことが課題として残されている。
こうした状況に対し、国総研は構造計算と3次元モデル作成の双方で入出力できる「連携標準パラメータ」および特定のソフトウェアに依存しない「連携用中間ファイル」の機能要件の検討を行っている。本研究はこれらの案を実装の観点から検証するものである。

共同研究の概要と役割
本研究は、国土交通省 国土技術政策総合研究所 社会資本マネジメント研究センター 社会資本情報基盤研究室が実施主体となり進められる。DataLabs株式会社は令和8年7月6日〜8月3日の公募により選定され、実施内容や期間等の詳細は今後締結する共同研究協定書に基づく。
共同研究において、同社は以下の項目に取り組む。
- 連携標準パラメータ(案)・連携用中間ファイル(案)の課題整理と機能要件の検討
- 構造計算から3次元モデル作成までのデータ連携の実装に向けた検討、試行
- 構造計算ソフトウェアを用いずに算出するパラメータの取り扱いの検討


自社技術による知見の提供と今後の展望
DataLabs株式会社が展開する「Framy」は、2D CAD図面または点群データをクラウドにアップロードすることで、IFC形式のBIM/CIMモデルを数分で自動生成するクラウドサービスである。高性能PCや専用ソフトウェアを必要とせず、点群と2D図面の双方からモデルを自動生成できる特徴を持つ。
この自動モデリング技術は、国土交通省SBIR「デジタルツインを活用した公共構造物(道路・河川)の維持管理手法の技術開発・実証」に採択された研究開発成果を基盤とし、主要インフラオーナーとの精度検証を経て鉄道高架橋や橋梁等での実用性を確認してきた。同社はこうした実装知見を持ち寄り、連携標準パラメータ・連携用中間ファイルが実装として成立するかを検証し、業界標準の形成に貢献していくとしている。
DataLabs株式会社について
東京都中央区に本社を置くDataLabs株式会社は、3D配筋検査システム「Modely」、3Dインフラ補修工検査システム「Hatsuly」、3Dインフラ点検システム「Markly」、自動3Dモデリングプラットフォーム「Framy」などを開発・提供する研究開発型スタートアップ企業である。
- 社名: DataLabs株式会社
- 所在地: 東京都中央区日本橋小舟町8-6
- 事業開始日: 2023年4月
- 代表: 代表取締役 田尻 大介
- URL: https://datalabs.jp/
本記事はDataLabs株式会社の発表をもとに作成。
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