Dellows News

MoverX代表の陳雪梅氏が東京都の女性ベンチャー成長促進事業第11期に採択

株式会社MoverXは、代表取締役の陳雪梅氏が東京都の実施する女性ベンチャー成長促進事業「APT Women(Acceleration Program in Tokyo for Women)」第11期の受講生として採択されたと発表した。第11期では厳正な審査を通過した40名の女性起業家が選出され、2026年9月11日にTokyo Innovation Baseでキックオフイベントが開催された。同社はプログラムを通じて、飲食店向け3D空間予約サービス「misemiru 3D」の事業モデルを磨き、飲食店や観光事業者との実証実験および社会実装に向けた取り組みを進めるとしている。

APT Womenの概要と支援内容

「APT Women」は、東京都が起業家や経営者として成長を目指す女性に対し、経営や事業のスケールアップに必要な知識やスキルの提供を行うアクセラレーションプログラムである。同じ志を持つ起業家や事業成長を支える協力者・支援者との出会い、連携の機会も提供している。これまでに累計320者を採択し、採択者による約287億円の資金調達、1,190件以上の大手企業との連携、148件以上の海外展開実績を持つ。

第11期は株式会社ゼロワンブースター(01Booster)が運営事業者を務め、アクセラレータープログラム「G-STARTUP」を運営する株式会社グロービスと連携して実施される。国内プログラムは2026年9月から11月にかけて行われ、必修講座や選択講座、メンター陣によるグループメンタリングなどを通じて事業モデルや成長戦略のブラッシュアップを進める。2027年1月には、ニューヨークおよびシンガポールでの海外プログラムも予定されている。

飲食店向け3D空間予約サービス「misemiru 3D」

MoverXが開発を進める「misemiru 3D」は、飲食店の中をスマートフォンで3D体験し、記念日や会食、家族での利用など目的に合った席を選んで予約できるサービスである。利用者は店内の雰囲気や席からの景色、広さ、周囲との距離などを確認した上で席を選択できる。飲食店側は眺望や個室、雰囲気、動線といった空間の魅力を可視化し、来店体験や予約へつなげることが可能になる。同社は飲食店予約を、空いている店や席を探す体験から過ごしたい空間を選ぶ体験へアップデートすることを目指している。

MoverXはプログラムへの参加を通じ、飲食店や観光事業者へのヒアリング、利用者テスト、協力店舗での実証実験を進める。3Dで空間を見てから選ぶ予約体験が生み出す価値を検証するほか、3D撮影から空間データ制作、席情報の設定、既存の予約導線への組み込みまでのプロセスを整理し、複数店舗や施設へ展開できる導入モデルを構築する計画だ。訪日外国人を含む利用者が言語や文化の違いを越えて店内空間を理解できる体験の検証も行い、将来的にはホテルや商業施設、観光施設などへの展開も目指すとしている。

実証実験や事業開発に向けては、特徴のある空間を持つ飲食店や、レストラン・共用空間を運営するホテル・商業施設、訪日外国人向けサービスを提供する観光事業者、3D空間データやAI、予約サービスに関心を持つ事業者などのパートナーを募集している。

株式会社MoverXの概要

代表取締役の陳雪梅氏は、東京大学大学院修了後に大手SIerでシステム開発と新規事業開発に従事し、経済産業省・JETRO主催「始動 Next Innovator 2024」で最優秀賞を受賞した経歴を持つ。複数の起業家育成プログラムへの採択を経て2026年4月に株式会社MoverXを設立した。

  • 会社名:株式会社MoverX(MoverX Inc.)
  • 所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8b
  • 代表取締役:陳 雪梅 Chen Xuemei
  • 事業内容:自社プロダクト・新規事業の企画開発、AIプロダクト開発、Web開発・デザイン
  • 公式サイト:https://www.moverx.jp/

本記事は株式会社MoverXの発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間