ココ地建、石川県で建設中の新社屋CLT構造見学会を2026年10月に開催へ
ライフデザイン・カバヤ株式会社が運営するCLTフランチャイズネットワーク本部「日本CLT技術研究所」の加盟企業である株式会社ココ地建は、石川県白山市で建築中の本社新社屋において構造見学会を開催します。日程は2026年10月2日と3日の2日間で、建て方直後の構造体が露出した状態を見学できます。同社は日本CLT技術研究所のオリジナルCLTパネル工法である「LC-core構法」を採用し、多雪地域における事務所建築を進めています。
LC-core構法の採用と新社屋新築の経緯
株式会社ココ地建は、平成3年の設立以来、建設業や不動産業を展開してきました。これまで本社社屋は改装や増築を重ねて対応していましたが、今後の社員増加や事業発展を見据えて現社屋に隣接する土地を取得し、新社屋の新築を決定しました。新社屋を通じて木材を活用した建築の魅力やCLTの可能性を体感できる場とし、人材の確保や育成、地域への貢献を目指す考えです。


採用された「LC-core構法」は、高い耐震性を確保しながら一般的なCLTパネル工法と比べてCLTパネルの使用枚数を減らし、間取りの自由度を兼ね備えた工法となっています。
多雪地域での構造性能と温熱環境の実証
建設地は積雪量が1.5mを超える多雪地域です。建物中央部に高耐力なCLTパネルを配置する「センターコア形式」を採用し、壁倍率17倍以上の高い耐力を確保しています。一方で、建物外周部を在来軸組工法と同等の構造形式とすることで十分な断熱施工を可能にし、構造性能と断熱性の両立に配慮しています。
また、本建物は令和7年度補正CLT建築実証事業に採択されています。木質化した内部空間の温熱環境を測定して結露リスクの観点からデータを収集するなど、多雪寒冷地におけるCLT建築の性能や快適性を検証予定です。実証を通じて知見を蓄積し、体験型社屋の標準モデル構築を目指しています。
構造見学会および物件の概要
構造見学会は完全予約制で実施されます。
- 日時:2026年10月2日(金)、3日(土)
- 時間:第1部|10:00〜11:00、第2部|14:00〜15:00
- 場所:石川県白山市茶屋二丁目114番地1
- 参加費:無料
- 持ち物:名刺・ヘルメット
- 問い合わせ:076-276-8200
- 申し込み:お申し込みフォーム(https://www.cocochiken.com/tour/)
建物の仕様および関係企業の情報は以下の通りです。
- 工事名称:株式会社ココ地建社屋 新築工事
- 工事場所:石川県白山市茶屋二丁目114番地1
- 用途:事務所
- 構造:木造2階建て
- 工法:CLTパネル工法(LC-core構法)
- 敷地面積:885.16m2(267.76坪)
- 建築面積:387.64m2(117.26坪)
- 延床面積:689.38m2(208.53坪)
- CLT使用量:87.49m3
- 樹種:スギ、ヒノキ
- 意匠:ココ地建設計室
- 施工:株式会社ココ地建
- 構造設計:日本CLT技術研究所
本記事はライフデザイン・カバヤ株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



