妊活女性の本音を調査、男女の意識差が明らかに
株式会社ベルタが運営する女性ライフステージブランドBELTAは、妊活中の女性200名を対象に「パートナーとの妊活」に関するアンケートを実施した。アンケートの結果、妊活中の女性がパートナーに対して思っていることや本音が明らかになった。
近年、男性不妊を取り巻く環境は変化しつつある。不妊の原因の約半数が男性側にあると言われており、東京都ではプレコンセプションケアに関する講座を受講した男性を対象に、精液検査の費用を助成する取り組みを開始するなど、男性が妊活のために行動することへのサポートが見られるようになってきた。
アンケートでは、「不妊の原因の約半数は男性側にある」ということを知っている妊活中女性の割合は91.5%に上った。また、男女共に不妊検査を受けたことがあるカップルは50%で、そのうち40%が男性不妊の診断を受けたことがあると回答した。
パートナーが妊活に協力的だと感じている女性は84.5%に上ったが、具体的に妊活において男性に期待することと実際の行動には、ギャップが生じていることがわかった。女性が男性に最も期待することは「妊活について相談したら真剣に話を聞いてほしい」ことだったが、実際にパートナーがそうしてくれていると感じている女性は48%に留まった。
また、妊活において女性が男性に期待することと実際の行動のギャップが大きいこととして、「妊活や治療について同じ知識を持っているかどうか」「同じ温度感で妊活に臨んでいるかどうか」「妊活を意識した生活を送っているかどうか」「妊活についての情報収集を一緒にしているかどうか」などが挙げられた。
妊活中の男女が一緒に行動できることの一つとして、BELTAでは「サプリを一緒に飲む」ことを提案している。過去のヒアリングでは、62%の女性が夫婦でサプリを飲むことを提案しており、妊活におけるパートナーとの関係性をポジティブに捉えている人が82%と多くいた。
BELTAでは、妊活中の男性向けサプリ「ベルタランシード」と、女性向けサプリ「ベルタプレリズム」を扱っている。これらのサプリを一緒にお届けする「夫婦定期便」というコースも用意されており、妊活を始める最初のコミュニケーションとして、男女でサプリを摂取することを提案している。
今回のアンケートを通して、妊活中の女性の男性不妊への認知度は高く、パートナーが妊活に協力的だと感じている人が多いことがわかった。一方で、妊活に臨む温度感や意識のギャップが生じていることも明らかになった。妊活中の男女が一緒に行動できる時間を増やすことで、このギャップを埋めていくことが大切だと言えるだろう。
■調査概要
調査期間:2024年6月2日~6月29日実施
調査方法:インターネット調査
調査対象:現在妊活中の女性
調査人数:200名