JOGMEC、地熱発電資源量調査事業費助成金で第2回1件・第3回3件を採択
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は、令和8年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業について、第2回公募で1件、第3回公募で3件の事業を採択しました。公募は2026年5月8日から6月9日までに第2回、2026年7月17日から8月31日までに第3回が行われ、審査を経て決定されました。
地熱資源開発における課題と公募の背景
日本のエネルギー安定供給の確保や適切なエネルギー需給構造の構築に向けて、再生可能エネルギーの導入拡大が課題となっています。地熱発電は季節や天候に左右されず、年間を通じて安定的に発電できるベースロード電源としての役割を持ち、地域活性化につながる事業としても期待されています。
一方で、地熱資源開発では地下に存在する地熱資源を探り当てる高度な技術を伴う調査が必要となり、開発におけるリスクやコストを押し上げる要因となっています。
助成事業の概要と対象事業者
本助成金交付事業は、地熱資源量の把握や地下構造を明らかにするための調査事業を支援するものです。地熱資源開発事業者等や地元の地熱関係法人等が実施する地表調査等事業または坑井掘削等事業に必要な経費のうち、JOGMECが認める経費に対して助成金を交付することで、開発リスクの軽減と国内の地熱資源開発の促進を目指しています。
助成の対象となる事業者の区分は以下の通りです。
- 地熱資源開発事業者等:地熱発電の導入を目的とした助成事業を行う本邦法人等(「地元の地熱開発法人等」を除く)
- 地元の地熱関係法人等:地熱資源が賦存する地域に主たる事務所を置く本邦法人等であって、地元において地熱発電の導入を目的とした助成事業を行うもの
JOGMECがこれまで助成金を交付した主な事業のうち、以下の発電所がすでに運転を行っています。
- 松尾八幡平地熱発電所(岩手県)
- 南阿蘇湯の谷地熱発電所(熊本県)
- 南茅部地熱発電所(北海道)
また、以下の発電所が建設段階に至っています。
- かたつむり山発電所(秋田県)
- 木地山地熱発電所(秋田県)
JOGMECは今後も新たな地熱発電所の稼働に向け、支援を進めていくとしています。
本記事はJOGMECの発表をもとに作成しました。
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