あすけんや早大ら、食事と睡眠のデータ解析結果を発表 睡眠の質と栄養に関連
AI食事管理アプリ「あすけん」を開発・運営する株式会社askenは、早稲田大学の柴田重信名誉教授および株式会社310LIFEと共同で実施した、睡眠と食事に関する大規模データ研究の成果を発表した。あすけんの食事記録データとウェアラブル端末「Google Fitbit」の睡眠データを統合解析したもので、第26回日本抗加齢医学会総会(2026年6月)および日本睡眠学会第50回定期学術集会(2026年7月)にて発表された。なお、本研究結果はいずれも介入を伴わない観察研究によるものであり、因果関係を示すものではないとしている。
睡眠の質が良い人は6つの栄養素の摂取量が多い傾向
研究では、睡眠効率85%以上かつ睡眠時間6時間以上の「良質・長時間」群において、カリウム、ビタミンA、マグネシウム、たんぱく質、食物繊維、カルシウムの6栄養素の平均摂取量が睡眠不良群を上回った。特定の栄養素にとどまらず、複数の栄養素にまたがって差が見られたとしている。


また、深い眠りが多い層では、たんぱく質・食物繊維・カリウムの摂取量と運動量が多く、アルコール摂取が少ない傾向が示された。


質の良い睡眠をとる人は朝食をしっかり食べる食習慣
夕食に対する朝食のエネルギー比である「朝夕比(朝食÷夕食)」を比較したところ、睡眠時間が6時間未満でも睡眠効率が85%以上の「良質・短時間」群は、睡眠不良群(睡眠効率85%未満)と比較して朝夕比が高い傾向が確認された。
さらにBMI別に比較すると、肥満2度以上の群で朝夕比が最も低く、特に睡眠効率が低い高BMI群では朝夕比が0.49となり、夕食のエネルギーが朝食の2倍以上に達していた。深い睡眠が多い群でも朝食の摂取エネルギー比が高い結果となり、時間栄養学の観点から食事のタイミングや配分の関連性が示された。
研究の概要
日本睡眠学会第50回定期学術集会で発表された調査では、あすけんの1日3食の記録と同日夜のFitbit睡眠記録が30日以上ある利用者のうち、標準体型(BMI18.5以上25.0未満)の30〜59歳の男女8,428人(延べ18万8,982件)を対象に解析が行われた。
第26回日本抗加齢医学会総会で発表された調査では、同様の記録条件を満たす20〜70代の男女1万8,173名(延べ38万2,566件)を対象に、体型・栄養・睡眠の関連が解析された。
共同研究を行った早稲田大学の柴田重信名誉教授は、深睡眠が夕食ではなく朝食に関連するという成果が得られたとし、時間栄養学の観点から食事をコントロールして良い睡眠を導く方法の開発に期待を寄せている。
AI食事管理アプリ「あすけん」および株式会社askenについて
「あすけん」は、食事画像やバーコードの読み取りでカロリーや栄養素が表示されるAI食事管理アプリである。2026年5月時点の累計会員数は1,400万人以上で、Sensor Towerの調査(2026年1月)によると、日本国内App StoreとGoogle Playストア合算の「Nutrition & Diet」において2022年から2025年のダウンロード数・収益・アクティブユーザー数で国内1位を記録している。

- アプリ名:AI食事管理アプリ『あすけん』
- 利用料金:ダウンロード無料(App内課金あり)
- 対応OS:iOS / Android
- 運営会社:株式会社asken(本社:東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー42F、代表取締役社長:天辰次郎、設立:2007年10月1日)
本記事は株式会社askenの発表をもとに作成。
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