カイダンら、生成AI費用可視化SaaS ManageAIの先行モニター募集へ
株式会社カイダンとHarmonic Society株式会社は、企業の生成AI API利用の費用と利用状況を部署・利用者・プロジェクト別に可視化するSaaS「ManageAI(マネージエーアイ)」を共同で開発しました。両社は2026年9月14日より、先着5社限定で先行モニター企業の募集を開始します。
開発の背景とAI利用における課題

企業のAI投資が拡大する一方、生成AIをAPIで業務利用する現場では費用の高騰や分散、内訳の不透明さ、投資対効果(ROI)の測定難といった課題が生じています。国内AI市場の支出額は2025年の2兆3,725億円から2029年には6兆8,897億円へ拡大すると予測されています(出典:IDC「Worldwide AI and Generative AI Spending Guide 2026V1」2026年3月)。請求書だけでは把握が難しい部署別や案件別の利用状況を可視化し、AI利用のガバナンスとコスト管理を支援する目的でManageAIが開発されました。
ManageAIの主な機能
ManageAIは、OpenAI、Azure OpenAI、Claude(Anthropic)、AWS Bedrock、Google Vertex AIの5つのプロバイダに対応し、利用量と費用を一つの画面で横断して確認できるサービスです。日次コスト上限や月次予算の消化率、利用量の急増を検知してSlackやメールに通知する3種のアラート機能を備えています。
また、CSVエクスポートや円/ドル切替に対応し、実費と概算を区別して表示します。プロンプト原文を企業環境の外部に出さずに用途別の利用状況を統計として可視化する用途分類技術については、現在特許を出願しています。
導入時は読み取り専用キーの登録のみで完了し、システム改修や常駐ソフトの導入は不要です。通信経路に介在しない設計のため、ManageAIの稼働状況が利用企業のAI利用に影響を与えることはありません。

プロンプト原文は構造上取得せず、取り扱うのは利用量メタデータのみとなっています。データはAWS東京リージョンで国内管理され、データベースはインターネットから直接アクセスできない構成を採用しています。

先行モニター企業の募集概要と今後の展開
先行モニター企業は先着5社限定で、2026年11月末まで募集が行われます。費用は初期費用0円、月額5万円(税別)で、継続利用時も契約から3年間は同額に据え置かれます。モニター期間は契約から6か月で、ダッシュボード利用や各種アラート、導入伴走、月次の利用状況レビューが提供されます。
先行モニター企業からのフィードバックは正式版の開発に優先して反映される予定です。今後は用途分類機能の提供に加え、AIコストと業務成果を突合するROI分析機能の開発も予定されています。
- サービス名:ManageAI(マネージエーアイ)
- 内容:生成AI API利用のコスト・利用状況の可視化とアラートを提供するAI利用ガバナンスSaaS
- 対応プロバイダ:OpenAI/Azure OpenAI/Claude(Anthropic)/AWS Bedrock/Google Vertex AI
- URL:https://manageai.jp/
- 申込URL:https://manageai.jp/monitor/
- 提供:Team ManageAI(株式会社カイダン / Harmonic Society株式会社の共同提供)
本記事は株式会社カイダンおよびHarmonic Society株式会社の発表をもとに作成。
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