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キヤノンMJ、ホテル運営AI開発のWAYFARERに出資

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて、WAYFARER株式会社へ出資した。WAYFARER株式会社は、ホテル運営および次世代型ホテル運営AIプラットフォームの開発と提供を行っている。本出資を通じて、テクノロジーを活用したホテル運営の高度化と新たな顧客体験の創出に向けた取り組みを推進するとしている。

宿泊業界の人手不足とホテルDXの需要

JNTO(日本政府観光局)によると訪日外国人旅行者数は2025年に過去最高を記録し、都市部を中心に宿泊需要が高い水準で推移している。一方で、宿泊業界では慢性的な人手不足が課題となっており、限られた人員で収益性を高めつつ質の高い宿泊体験を提供するため、ホテル運営をデジタル化するホテルDXへの期待が高まっている。

WAYFARERの事業展開と「Materia Connect」

2019年に設立されたWAYFARER株式会社は、京都や大阪を中心に都市型ホテルを運営してきたスタートアップである。現在は滞在スタイルに応じた「Wayfarer」「Kabin」「ORI」の3つのブランドで13施設を稼働しており、東京や福岡などへの開業も進めている。

同社はホテル運営にとどまらず、料金設定や予約、チェックインといったホテル運営と滞在を支えるホテル運営AIプラットフォーム「Materia Connect」を自社開発している。ホテル運営とソフトウエア開発を一体で手がけることで得られるデータや知見を生かし、検証と改善を進めている。今後は同プラットフォームを他の宿泊事業者へ本格的に提供し、宿泊事業者の収益性向上や業務効率化、旅行者の利便性向上を支援していく方針である。

出資の背景とキヤノンMJグループの狙い

キヤノンマーケティングジャパン株式会社グループは、最先端の技術やビジネスアイデアの探索とオープンイノベーションを推進している。同グループでは、テクノロジーを活用したホテル運営の生産性向上と旅行者に寄り添った顧客体験の実現をテーマとしたイノベーション創出に取り組んでおり、WAYFARER株式会社が運営現場での検証と改善を重ねながらホスピタリティ産業のDXを推進している点を評価して出資に至った。

本出資を通じて、テクノロジーを活用したホテル運営の高度化を支援するとともに、ホスピタリティ産業の持続的な成長への貢献を目指すとしている。

各社およびファンドの概要

WAYFARER株式会社の概要

  • 会社名:WAYFARER株式会社
  • 設立年月:2019年10月
  • 所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー15階
  • 代表者:代表取締役 チュー・ウィンストン、小出ランス
  • 事業内容:ホテル運営および次世代型ホテル運営プラットフォームの開発・提供
  • URL:https://www.kabinhotel.com/ja

Canon Marketing Japan MIRAI Fundの概要

  • 名称(登記名称):Canon Marketing Japan MIRAI Fund(キヤノンマーケティングジャパン未来投資事業有限責任組合)
  • 無限責任組合員:グローバル・ブレイン株式会社
  • 有限責任組合員:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
  • ファンド規模:100億円
  • 投資領域:Well Being、Business Transformation

本記事はキヤノンマーケティングジャパン株式会社の発表をもとに作成。訪日外国人旅行者数に関する情報はJNTO(日本政府観光局)の公表データに基づく。

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