上野駅に全長100mの映像空間「PLATFORM13」誕生

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、2024年8月1日に上野駅の13番線ホームに「PLATFORM13」を全体開業する。PLATFORM13は、ホーム壁面に全長約100mの映像投影機能を備えた唯一無二の映像体感空間だ。新たな価値発信における様々な活用が想定されている。

全体開業の第一弾として、人気漫画「ブルーピリオド」とタイアップし、PLATFORM13を起点に駅構内装飾などを含む様々な展開を通して上野駅全体をジャックする企画を実施する。「ブルーピリオド」は、2020年のマンガ大賞をはじめ数々の漫画賞に輝き、累計発行部数は700万部を突破している人気作品だ。

©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

PLATFORM13は、協力企業とのタイアッププロモーションや自治体と連携したPR活動、新商品の紹介や企業ブランディングなどのイベントスペースとしての活用が想定されている。さらに、ホーム空間ならではの演出としてJR東日本の車両を活用した企画も検討中だ。

今回の取り組みは、JR東日本が進める『Beyond Stations構想』の一環だ。同構想は、駅を「交通の拠点」から「暮らしのプラットフォーム」へと転換することを目指している。上野駅では、今後もリアルとオンラインの融合サービスを拡大し、JR東日本ならではの「心豊かな生活」の実現を目指す。