大王製紙のアテント、第28回日本褥瘡学会学術集会で排泄ケアのセミナーを共催
大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区)の大人用紙おむつ「アテント」は、2026年9月5日(土)に開催された第28回日本褥瘡学会学術集会において、おむつの選定によるケアの質向上をテーマにしたハンズオンセミナーを共催しました。

会場には病院や介護施設に勤務する職員79名が参加し、専門家による講演をはじめ、紙おむつの構造説明や吸収実験、あて方の体験などが行われました。厚生労働省「介護人材確保の現状について」(2025年11月)によると2040年度には約57 万人の介護職員が不足すると予測される中、排泄ケアの情報提供を通じて介護現場の負担軽減を図る取り組みとなっています。
専門家や看護師が登壇したセミナーのプログラム
セミナーはホテル日航奈良 5F 天空にて9:00~11:00に開催され、石川県立看護大学の真田弘美学長が司会を務めました。真田学長は2025年ICN(国際看護師協会) フローレンス・ナイチンゲールファンデーション・インターナショナル・アチーブメント・アワードを受賞しています。

講演では、東京大学大学院 医学系研究科 老年看護学/創傷看護学分野の仲上豪二朗教授が、看護理工学による失禁関連皮膚炎(IAD)の発生機序解明と予防法開発について解説しました。続いて、医療法人徳洲会 鎌ケ谷総合病院の皮膚・排泄ケア特定認定看護師である磯辺さやか先生が、褥瘡対策連携活動と予防ラウンドにおける産学連携品の活用事例を紹介しました。

また、JA岐阜厚生連 岐阜・西濃医療センター 岐北厚生病院の皮膚・排泄ケア特定認定看護師である濱田美保先生から、ケアの質向上を目的とした病院内での取り組みが紹介されました。

産学連携商品の構造説明と吸収実験

大王製紙株式会社のヘルスケア・ブランドマーケティング部 杉山 渉氏とヘルスケア商品開発部 小山 英俊氏からは、「アテント」がめざす「介護の快護化®」(商標登録番号 第6600998号)の考え方や商品開発の歩みが説明され、吸収実験やあて方レクチャーが実施されました。


会場では、共同研究成果を活用した以下の産学連携商品が紹介されました。

- 『アテント Sケア 前側吸収 おしりさらさらパッド』:排尿口付近の前側吸収ゾーンで尿を吸収し、おしり側に尿が流れにくい設計を採用したテープ止めタイプ用の尿とりパッド(公式HP: https://www.elleair.jp/product/detail/attento-biz_20_0021 )
- 『アテント Sケア 軟便安心パッド』:独自の3層構造を採用し、「軟便・水様便」の吸収に対応したテープ止めタイプ用の尿とりパッド(公式HP: https://www.elleair.jp/product/detail/attento-biz_20_0022 )


学会誌への解説論文掲載と学術面での取り組み
「アテント」は、一般社団法人 日本睡眠環境学会学会誌「睡眠と環境」(第20巻1号)に、「夜間排泄ケアの改善が支える尊厳―人生100年時代を幸福に生きる―」をテーマとした解説論文を発表しました。論文では、2026年1~2月実施の全国の病院・介護施設を対象とした調査結果をもとに夜間排泄ケアの現状と課題について解説しています。
本論文は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が運営するJ-STAGE( https://doi.org/10.60259/jsleepenvi.20.1_42 )にも掲載されています。
なお、大王製紙が展開する「エリエール」は衛生用紙製品No.1ブランド(インテージ SRI+ ティシュー市場、トイレットペーパー市場、キッチンペーパー市場、ペーパータオル市場の合算 2025年1月~12月 メーカー別売上金額)となっています。
本記事は大王製紙株式会社の発表をもとに作成されています。厚生労働省「介護人材確保の現状について」(2025年11月、 https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/001592637.pdf )の公表情報も参照しています。
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