老人ホーム見学者の満室・順番待ちの声、首都圏が4.4%で最多 クーリエ調査
株式会社クーリエが運営する介護施設検索サイト「みんなの介護」の社内研究機関「みんなの介護研究所」は、老人ホーム見学アンケートをもとにした地域圏別の「満室・順番待ち」に関する調査結果を発表しました。調査によると、見学者の自由記述回答で「満室・順番待ち」に触れた割合は首都圏が4.4%で最も高く、その他地方が2.9%で最も低い結果となりました。施設数が多い都市部でも地域によって異なる傾向がみられています。

首都圏と中京圏で高い「満室・順番待ち」の割合
調査では、2025年9月~2026年8月に「みんなの介護」経由で老人ホームを見学しアンケートに回答した19,924件のデータを集計しました。回答を見学施設の所在地ごとに5つの地域圏に分類し、「満室」「空きがない」「待機」「順番待ち」の語を含む割合を算出しています。
地域圏別の結果は以下の通りです。
- 首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県):4.4%(8,093件)
- 中京圏(愛知県):4.2%(1,316件)
- 地方主要4都市(札幌・仙台・広島・福岡):3.4%(2,570件)
- 関西圏(大阪府・京都府・兵庫県):3.0%(3,253件)
- その他地方:2.9%(4,692件)

首都圏(4.4%)が5地域圏の中で最も高く、中京圏(4.2%)がそれに次ぐ水準となりました。首都圏と最も低いその他地方(2.9%)との差は1.5ptとなっています。
関西圏は3.0%と地方に近い水準にとどまる
大都市地域である関西圏(大阪府・京都府・兵庫県)は3.0%にとどまり、地方主要4都市(3.4%)やその他地方(2.9%)と近い水準となりました。
みんなの介護研究所 所長の武智弘樹氏は、首都圏や中京圏が相対的に高い一方で関西圏が3.0%と低い点について、都市の施設数が多いからといって満室感が高くなるとは限らないと指摘しています。都市構造や施設密度、人口流入パターンの違いが見学時の体験を左右しているとし、希望の施設に入居するためには複数の施設へ早めに問い合わせを行い、空室状況を継続的に確認することが重要であると述べています。
調査の概要

- 調査実施日:2026年9月13日
- 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
- 調査対象:2025年9月~2026年8月に「みんなの介護」経由で老人ホームを見学し、見学アンケートに回答した人(全施設種別合算)
- 調査機関:みんなの介護研究所(株式会社クーリエ)
- 調査手法:自社アンケートデータの集計
- 有効回答数:19,924件(首都圏8,093件、関西圏3,253件、中京圏1,316件、地方主要4都市2,570件、その他地方4,692件)
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエは、介護施設検索サイト「みんなの介護」をはじめ、介護人材採用メディア「みんジョブ」、介護福祉士・ケアマネ試験対策ツール「ケアスタディ」、在宅介護の事業所検索、「みんなの介護マーケット」、「みんなの介護不動産サポート」などのデジタルプラットフォームを運営しています。
- 所在地:〒150-6009 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
- 代表取締役:安田 大作
- コーポレートサイト:https://www.courier.jpn.com/
本記事はみんなの介護(株式会社クーリエ)の発表をもとに作成されています。
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