リクエスト、アートを仕事で活用する実践提案レポートを無料公開
組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、歴史や研究レビューに基づく実践提案『アートを、社会の中で誰もが使える実践へ』をPDF形式で無料公開しました。本レポートは、アートを特別な才能の証明にとどめず、誰もが学び試せる手段として仕事に生かすための条件を整理したものです。全8部21章、付録5種、参照資料34件が収録されており、図解版PDFもあわせて公開されています。
本レポートでは、ビジネスにおける「アート思考」の実践において、何に触れ、何を形にし、どのような応答を受けて見直すのかという具体的なプロセスを検討しています。特定の才能や肩書を前提とせず、必要な知識や道具、支援を得ながら誰もが学び確かめられる条件がまとめられました。
同社はアート思考について、既存の言葉や基準では捉え切れない現実を未確定なまま形にし、素材や他者、状況との往復を通じて現実の見方や問い、価値仮説をつくり直す思考実践と定義しています。単に表現を整えるだけでなく、業務の流れを描き直して自身の前提を見直すことや、AIとの適切な役割分担の設計、新たな事業・産業への接続条件なども扱われています。


代表取締役の甲畑智康氏は、アートを特別な人だけのものにせず、アーティストの専門性を尊重しながら誰もが試せる手段としてひらきたいとしたうえで、得られたものが別の人にも渡り、良い関わりが巡っていく仕事へ育てたいという考えを示しています。

歴史的背景の参照と参加者の権利への配慮

制作や実践を支える条件を検討するにあたり、工房の学習、浮世絵の分業と協働、アーツ・アンド・クラフツ運動、バウハウス、山本鼎の教育・制作活動といった歴史的な先例が参照されています。作品の形式だけでなく、当時の技能や道具、つくり手と利用者を結ぶ仕組みを現在の実践条件を考える材料として読み直しています。

また、誰もが使える実践を目指す一方で、表現方法を選べる自由や、参加を見送る・途中で止める・経験を開示しないといった選択の尊重も明記されました。感覚や直観を文章化しきれない場合にも対応できるよう、実物や動作、版の違う図などを活用して実践の経過を残す工夫が示されています。

実務で活用できる5種類の付録を収録

レポートの全文PDFには、歴史年表や実務で活用できる記録・確認様式として以下の5種類の付録が収録されています。


- 付録A 歴史上の接点をたどる
- 付録B 一仕事の実践記録
- 付録C 支援者のための確認事項
- 付録D 仕事・業態への接続設計
- 付録E 検証・改訂の記録
これらの様式は印刷して利用できるほか、手元の実務記録に転記して使うことも可能です。なお、本資料は理念と実践設計の提案として位置づけられており、網羅的な通史や効果を保証する診断尺度ではないことなどの前提も説明されています。
リクエスト株式会社は、980社・33.8万人の働く人のデータを基盤に、企業で働く成人の研究と教育開発を行っています。
- 会社名:リクエスト株式会社
- 代表者:代表取締役 甲畑 智康
- 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
- 公式サイト:https://requestgroup.jp
- 会社概要:https://requestgroup.jp/corporateprofile
- お問い合わせ:https://requestgroup.jp/request
本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



