HMV record shop 渋谷が10周年を迎え、記念企画を実施

HMV record shopは、日本国内でレコードの人気が高まる中、2014年8月に1号店となる「HMV record shop 渋谷」をオープンした。現在は渋谷、新宿、吉祥寺、心斎橋の4店舗を運営しており、音楽ファンや海外からの客、若年層など多くの人が訪れている。

「HMV record shop 渋谷」が2014年8月のオープンから10周年を迎えることを記念し、2024年8月から12月にかけて「HMV record shop 渋谷 10周年記念企画」を順次実施する。

第二弾として、イラストレーターの永井博氏による10周年記念のメインビジュアルが公開された。永井氏は、トロピカルでクリアな風景イラストレーションを得意とし、大滝詠一のレコードジャケットなどを手がけてきた。今回のビジュアルは、10本の椰子の木と夕暮れのロードサイド沿いのrecord shopをイメージしたデザインとなっている。

さらに、HMV record shopと永井博氏のコラボグッズが8月下旬より販売される。Tシャツ、コーチジャケット、トートバッグ、スリップマット、ポスター、レコードスプレーなどがラインナップされている。

また、10周年を記念した「10th ANNIVERSARY SPECIAL USED SALE」も開催。8月は国内レア盤、US買付品、UK買付品を中心に、ROCK、JAZZ、RAREGROOVE、J‐POPなど22本の廃盤セールが行われる。

10周年記念リリース盤として、小沢健二の『LIFE』がアナログ盤で8月31日に発売される。さらに、8月3日に開催予定の『CITY POP on VINYL 2024』にもHMV record shop企画盤22タイトルがエントリーしている。

HMV record shopは、お客さまに音楽の楽しみ方の1つとして”レコード”を提案する、文化の”情報発信地”を目指している。10周年を機に、さらなる発展が期待される。