データ・アプリケーションがWEELを完全子会社化 、生成AIでデータ連携事業を加速
株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は2024年7月26日、株式会社WEEL(以下、WEEL)を完全子会社化し、DALグループにグループインすることを発表した。
DALは企業内外のデータ連携に関するソフトウェア開発・販売およびコンサルティングを行う企業だ。一方、WEELは生成AIを活用したシステム受託開発及びコンサルティング、AIメディア運営などを行っている。今回のM&Aにより、両社は新たなシナジーを生み出し、更なるサービス向上と事業発展を目指す。
具体的には、合同セミナー(ウェビナー)の開催や、データ連携ビジネスの加速、DAL製品・サービスへのAI活用による機能向上などを計画している。特に、エンタープライズ・データ連携プラットフォーム「ACMS Apex」では、自動化機能や予防(予測)機能の強化、データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」では、ローコード・ノーコードの進化によるコスト低減とデータ品質向上を目指す。
DAL代表取締役社長執行役員の安原武志氏は、「今回のM&Aは中期経営計画で掲げている事業戦略の三本の柱に対して貢献を期待している」と述べ、WEEL代表取締役の宮川樹生氏は「DALと共に力を合わせて新たな挑戦に取り組み、皆様のニーズに応える柔軟で効果的なAIソリューションを提供する」と語った。
両社は、これらの技術革新を通じて、顧客により価値の高いソリューションを提供し、DALが掲げる「データと一緒にワクワクする未来」の実現に向けて、全力で取り組んでいく方針だ。