アイトリガー、AXerに広告実績生ログのDB自動蓄積機能を追加 9月より提供へ
株式会社アイトリガーは、マーケティングAXの専門リソースソリューション「AXer」に、広告実績の生ログを日次×キャンペーン×広告グループの粒度でデータベースへ自動蓄積する仕組みを追加し、2026年9月より提供を開始します。複数月の実績を横断して確認したい企業に向けたもので、先行して教育業界の案件で実装され、2026年9月8日に過去13ヶ月分のデータ蓄積を完了して本番運用に入りました。月次ファイルを開いて手作業で転記していた従来の振り返り業務を、必要な粒度で直接問い合わせる運用へ作り変える取り組みです。
月ごとに分かれた実績ファイルによる手作業の課題を解消
株式会社アイトリガーが広告運用を支援する教育業界の案件(社名非公開)では、媒体レポートが自動で反映されるスプレッドシートを実績管理に使用していました。しかし、ファイルが月単位で分かれていたため、複数月を横断した集計や日次推移の比較を行う際には、各月のファイルを開いて必要な行を手作業で転記する必要がありました。過去分のファイルは表示が重く、開くだけでも時間がかかることから、振り返りが実質的に行われない状態となっていました。
教育業界のように入会や入塾の時期に季節性がある分野では、前年同月や前年同期との比較が改善判断の土台となります。手作業が要因となって判断材料が直近1ヶ月の中に閉じてしまう状態を解消するため、株式会社アイトリガーは日次×キャンペーン×広告グループの粒度でローデータを蓄積する設計を構築・検証し、2026年8月下旬から自社の運用業務に実装しました。
蓄積したローデータへ直接問い合わせる運用へ転換
今回の仕組みでは、集計済みのレポートを増やすのではなく、集計前のローデータをそのまま蓄積しておき、集計は必要になった際に行う設計が採用されました。媒体レポートが自動反映されるスプレッドシートを起点に、日次×キャンペーン×広告グループの粒度でローデータをデータベースへ書き込むことで、人がファイルを開いて転記する工程を排除します。
2026年9月8日時点で13ヶ月分・7,511行が蓄積され、SQLを用いて一括集計できる状態になりました。この仕組みによる業務上の主な変化は以下の通りです。
- 振り返りの単位が「月」から「期間」に変わり、特定キャンペーンの半年間の日次CPA推移などの抽出が即座に行える
- 集計表をあらかじめ作成しておかなくても、切り口が決まり次第問い合わせが可能になる
- 重い月次ファイルを開くことなく、必要な範囲のデータのみを取り出せる
なお、取り込みが完了しているのは13ヶ月分であり、形式の異なる期間のデータについては順次対応していくとしています。本仕組みは単体のSaaSツールとしての提供ではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社の実績管理の実態に合わせて実装されます。
企業の課題整理から順次提供を開始
今回の取り組みは単なる集計作業の効率化ではなく、判断に用いるデータを加工せずに最小粒度のまま業務のそばに置いておく設計の実証と位置付けられています。AXerは、人・ツール・ノウハウを用いて業務フローそのものを設計・構築・運用するリソースソリューションです。
自社での実装実績をひな型として、2026年9月より同様の課題を抱える企業への順次提供が開始されます。完成したパッケージではなく、扱う媒体や粒度に合わせて組み替える前提となっており、残すべきデータや粒度の課題整理の段階から対応するとしています。
株式会社アイトリガー 会社概要
- 本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
- 事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
- AXer サービスページ:https://aitrigger.co.jp/service/axer/
- URL:https://aitrigger.co.jp/
本記事は株式会社アイトリガーの発表をもとに作成されています。
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