「マネーフォワード クラウド検定」に新検定追加

株式会社マネーフォワードは、士業事務所向けの検定制度『マネーフォワード クラウド検定』に新たに「請求書3級」と「経費3級」を追加した。この検定は、同社のバックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』の操作や活用方法を学ぶことができ、サービス知識の習熟度を把握できるほか、顧問先への提案、士業事務所内での教育・研修コンテンツとしても活用できる。

「請求書3級」と「経費3級」は、請求書管理ソフト『マネーフォワード クラウド請求書』と経費精算システム『マネーフォワード クラウド経費』について学べる内容で、顧問先への導入提案を行う士業事務所を対象としている。受験者は基本的な操作・設定について学び、基本的な機能や導入メリットを理解した上で導入提案できるようになることを目的としている。

近年、インボイス制度や電子帳簿保存法を契機に、請求書発行・保存の電子化が大きく進んでいる。中小企業の経営パートナーである士業事務所においては、顧問先のバックオフィス全体のDXを支援したいというニーズが高まっている。マネーフォワードでは2022年より『マネーフォワード クラウド会計』や『マネーフォワード クラウド給与』の検定を提供していたが、法制度対応を含め、顧問先のバックオフィス全体のDXを支援できる士業事務所の認定制度として、さらに活用いただきたいと考えている。同社は今後も、幅広いバックオフィス業務を対象とした検定の提供を予定している。

検定の受験料は各1,500円(税抜)で、合格水準は試験時間60分・問題数50問・合格点40点/50点(8割以上)となっている。受検方法はオンラインで、受検日時は都合に合わせて選択できる。合格者には検定保持者として、HPや名刺等に記載ができる検定合格ロゴが提供され、「マネーフォワード クラウド公認メンバー」検索サイトの事務所紹介ページに、合格した検定のロゴが反映される。