Dellows News

ITエンジニアの75.9%が業務で生成AI利用、出力確認の重要性高まる 調査結果

株式会社スーパーソフトウエア東京オフィスは、ITエンジニア1,265人を対象に実施した「生成AI時代のITエンジニアに関する調査」の結果を公表しました。調査によると、ITエンジニアの75.9%が業務で生成AIを現在利用しており、利用者の97.5%が少なくとも1つの業務で時間が減ったと回答しています。一方で、利用頻度の高い層ほどAIの出力内容を確認する重要性を強く認識している実態も明らかになりました。

業務での利用率は75.9%、エラー原因の調査などで時間短縮を実感

調査結果によると、業務で生成AIを「ほぼ毎日」利用している人は30.2%、「週に数回」は33.4%、「月に数回」は12.3%となり、これらを合わせた現在利用者は960人で全体の75.9%を占めました。

現在生成AIを利用している960人のうち、97.5%にあたる936人が少なくとも1つの業務について「時間が減った」と回答しています。時間が減った業務の内訳としては、「エラー原因の調査」が44.1%で最も高く、次いで「技術調査」が36.4%、「コード作成」が36.2%、「ドキュメント作成」が33.3%となりました。なお、この97.5%という数値は少なくとも1つの業務で時間が減ったと回答した人の割合であり、作業時間そのものの短縮率や生産性向上率を示すものではありません。

利用頻度が高い層ほど進め方の変化と「出力確認」の重要性を意識

AI現在利用者に仕事の進め方の変化を尋ねたところ、「大きく変わった」「ある程度変わった」の合計は、ほぼ毎日利用する人で94.0%、週に数回で77.7%、月に数回で35.3%となり、利用頻度によって差が見られました。

また、「AIの出力が正しいか確認する」ことの重要性が増したと回答した割合は、ほぼ毎日利用する人で62.6%、週に数回で35.8%、月に数回で19.9%でした。利用頻度が高い層ほど、出力の確認作業の重要性を実感している傾向が示されています。この設問は重要性の変化を尋ねたもので、作業量や作業時間を測定したものではないとしています。

9割以上が「人が責任を持つべき仕事がある」と回答

生成AI時代に「最終的に人が責任を持つべき仕事がある」と回答した人は全体の91.5%でした。利用頻度別では、ほぼ毎日利用する人が96.9%、週に数回が96.9%、月に数回が96.2%、試したことはあるものの現在はほぼ利用していない人が93.8%、利用経験がない人が60.6%となり、ほぼ毎日利用する人と利用経験がない人では36.3ポイントの差が生じています。

人が責任を持つべき仕事の内容(複数回答)としては、「AIが作ったコードや資料の正しさを確認すること」が39.9%で最多となり、「品質や安全性を判断すること」が30.7%、「設計方針を決めること」が25.2%、「顧客や利用者に内容を説明すること」が24.0%と続きました。

株式会社スーパーソフトウエア東京オフィス代表の船木俊介氏は、AIの出力をそのまま受け入れるのではなく、技術的背景を理解して正しさを確認し、設計や品質を判断して説明する力が欠かせないと述べています。

調査概要と会社概要

調査の概要および発表元の情報は以下の通りです。

調査概要

  • 調査名:生成AI時代のITエンジニアに関する調査
  • 調査対象:現在ITエンジニアとして従事する27~59歳の男女
  • 調査期間:2026年8月17日〜2026年8月19日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 回収数:1,320件
  • 有効回答数:1,265件(回答品質の確認後)
  • 備考:構成比・回答率は小数第2位を四捨五入しているため合計が100%にならない場合がある。本調査は回答時点の利用状況と認識の関連を示すもので、因果関係を示すものではない。

会社概要

  • 社名:株式会社スーパーソフトウエア
  • 東京オフィス:東京都渋谷区恵比寿南1-2-11 フォーシーズン恵比寿ビル4階
  • 代表者:東京オフィス代表 船木俊介
  • 設立:1983年6月
  • 事業内容:業務系SI・Web・クラウド基盤・データ基盤・組込開発

本記事は株式会社スーパーソフトウエア東京オフィスの発表をもとに作成しています。

アクセスランキング

今日

1週間