札幌ドーム、新愛称は「大和ハウス プレミストドーム」に

大和ハウス工業株式会社と株式会社札幌ドームは2024年7月19日、北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムである「札幌ドーム」のネーミングライツ契約を締結した。契約期間は2024年8月1日から2028年7月31日までの4年間で、同年8月1日からの愛称が「大和ハウス プレミストドーム」に決定した。

大和ハウス工業は1958年の札幌営業所開設以来、北海道エリアにおいて分譲マンションの開発を中心に不動産開発事業を推進し、地域社会の発展に努めてきた。一方、札幌ドームは2001年に開業し、北海道最大かつ日本最北の全天候型ドームとして、サッカー・野球・ラグビーなどのスポーツや、コンサート・展示会など多種多様なイベントを開催している。

同社は札幌ドームが2024年1月に公募したネーミングライツに応募し、協賛企業に決定した。今後、新たな愛称となる「大和ハウス プレミストドーム」の認知度向上を通じて、企業名や事業等の認知度向上とブランド力向上につなげるとともに、札幌ドームと連携し、親しみが持てる施設として地域社会の貢献に寄与していく方針だ。

「プレミスト」は、大和ハウス工業が2007年より供給する分譲マンションに付しているブランド名で、「愛され続ける場所になる。」をブランドコンセプトとしている。札幌ドームを設計した建築家の原広司氏の提言「札幌ドームの主役は観客である!」は、「プレミスト」が求める「人が主役になれる上質な空間」に合致したため、「大和ハウス プレミストドーム」と命名された。

大和ハウス工業の芳井敬一代表取締役社長は、「札幌ドーム」のネーミングライツスポンサーとしてパートナーシップ契約を締結できたことを喜ぶとともに、札幌ドームと連携し、「大和ハウス プレミストドーム」が地域の方々に親しんでもらえる施設となるよう努めていく考えを示した。

一方、札幌ドームの山川広行代表取締役社長は、大和ハウス工業から応募があり、今回の契約締結を実現できたことに感謝の意を表した。8月1日から「大和ハウス プレミストドーム」として新たに出発するにあたり、皆さまに愛される場所となれるよう、イベントを数多く開催し、良い発信をしていくために最大限の努力をしていく所存だと述べた。