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Irwin&coがSalesforce乗り換え支援を提供、補助金活用で開発費回収を短縮

東京都渋谷区に本社を置くIrwin&co株式会社は、Salesforceをはじめとする業務SaaSからの乗り換えを検討する中小・中堅企業に向けて、中小企業省力化投資補助金の活用を前提としたスクラッチ開発の支援を提供しています。多くの企業で導入の障壁となる初期開発費用の負担を補助金によって軽減し、自社資産としてのシステム構築を後押しします。同社は2026年7月28日に開催した補助金活用セミナーの内容をもとに、乗り換え開発と補助金を組み合わせる手法を公表しました。

初期費用の壁を補助金活用で解決へ

SaaSは利用を継続する限り固定費が毎年発生し、利用人数に応じて費用が増加する傾向があります。一方で自社開発への乗り換えには一時的な開発費が必要となるため、毎年の固定費と初期投資の比較において意思決定が先送りされるケースが多く見られます。

業務現場では、営業支援として導入したシステムに見積や受注管理が重複して経理との二重入力が発生することや、項目の追加ごとに外部ベンダーへの改修費用がかかること、使っていない機能を含めたEnterpriseライセンスを契約し続けていることなどが課題として挙げられています。意思決定の障壁となる初期費用の資金繰りに対し、補助金の活用が判断の選択肢となります。

試算によるコスト比較と投資回収期間

50ユーザーがSalesforce Enterprise(Agentforce Sales)を利用している前提での試算によると、セールスフォース・ジャパンの公表価格(Enterprise 1ユーザーあたり月21,000円/2026年時点)に基づく費用に対し、自社開発(開発費1,800万円、保守運用費 月額40万円、いずれも税抜、インフラ費用は顧客負担)を実施した場合、年間差額は780万円となります。

この試算において、初期投資1,800万円は補助金なしでもおよそ2年強で回収できる計算となり、中小企業省力化投資補助金で補助率1/2が適用された場合は回収期間がおよそ1年強に短縮されます。5年間の累計差額は補助金なしで2,100万円、補助金ありで3,000万円となります。同社は、SaaSのライセンス費用と異なり、自社開発したシステムは貸借対照表上の資産として残り、人数が増加しても月額費用が跳ね上がらない点を特徴として挙げています。

なお、中小企業省力化投資補助金(一般型)の補助上限額は従業員数により異なり、5人以下750万円/6〜20人1,500万円/21〜50人3,000万円/51〜100人5,000万円/101人以上8,000万円です(大幅賃上げ特例の適用時は、それぞれ1,000万円/2,000万円/4,000万円/6,500万円/1億円)。補助率は中小企業1/2(最低賃金引き上げ特例の適用時2/3)、小規模企業者・小規模事業者および再生事業者は2/3で、2026年9月時点で第8回公募が実施されています。

不動産会社での移行事例と進め方

支援事例として、ある不動産会社ではSalesforce上の物件・取引先・商談データをスクラッチシステムへ移行する取り組みが進められています。主要オブジェクト81項目のマッピング、10種類の書類のAI読み取り、約2,800フォルダ・1万ファイル超のドライブ資産の移管、400件超の自動テストといった規模のプロジェクトです。

この事例では、機能作成前の既存データ移行着手、業務領域ごとの段階的切り替え、Salesforceの契約終了日から逆算したマイルストーン固定の3つの手法が採られています。

補助金を組み合わせる際のポイントと支援体制

中小企業省力化投資補助金を活用するにあたり、以下のポイントが挙げられています。

  • 対象は省力化:人手不足に対応するための省力化投資を支援する制度であるため、対象業務や削減見込み時間、効果測定方法の整理が申請の中心となります。
  • 交付決定前の発注は対象外:原則として交付決定後の発注および精算払いとなるため、Salesforceの契約終了日と公募スケジュールの両方から逆算した計画が必要です。
  • 固定報酬の開発費:要件定義完了時点で体制と総額を確定する固定報酬制を採ることで、補助対象額の変動を防ぎます。
  • 申請手続きの代行:提携先である株式会社イチドキリと連携し、着手金0円・成功報酬型で補助金申請手続きの代行が提供されます。

2026年7月28日には、ピカパカCXO倶楽部・TUNNEL TOKYO・株式会社イチドキリとの共催で「最大1億円の補助金で実現するAI開発セミナー&交流会」が開催され、17名が参加しました。

Irwin&co株式会社の概要

  • 社名:Irwin&co株式会社
  • 代表者:代表取締役 アーウィン海
  • 所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町5番5号 Navi渋谷Ⅴ 3階
  • 設立:2025年6月
  • 事業内容:生成AIを活用した受託開発/AI導入コンサルティング/業務システムのスクラッチ開発

本記事はIrwin&co株式会社の発表をもとに作成されています。

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