ヤマハ、デジタルミキシングコンソールDM5シリーズなど2026年11月発売へ
ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、デジタルミキシングコンソール『DM5シリーズ』およびI/Oラック『RシリーズユーティリティI/O』を2026年11月から発売します。2023年に発売した「DM7シリーズ」と「DM3シリーズ」の間に位置するモデルで、用途やシステム規模に応じた新たな選択肢を提供します。価格はいずれもオープンプライスです。
DM5シリーズのラインアップと基本性能
『DM5シリーズ』は、「DM7シリーズ」で培った自然で透明感のあるサウンドやワークフロー、高い操作性と拡張性をコンパクトな筐体に凝縮したデジタルミキシングコンソールです。『DM5』と『DM5 Compact』の2モデルを展開します。
『DM5』は、2つのフェーダーベイと2基の13.3インチマルチタッチスクリーンを備え、32系統のアナログ入力、16系統のアナログ出力、最大60入力チャンネルの信号処理に対応します。一方の『DM5 Compact』は、1つのフェーダーベイと1基の13.3インチマルチタッチスクリーンを備え、16系統のアナログ入力、16系統のアナログ出力、最大48入力チャンネルの信号処理に対応します。『DM5』と同じ高さと奥行きを維持しながら幅を446mmに抑えており、設置スペースが限られる現場や可搬性が求められる用途に適しています。
両モデルとも96kHzで最大64入力/64出力のDanteネットワークオーディオに対応するほか、24 Mixバス、12 Matrix、2 Stereoバス、12 DCAを備え、18チャンネルのUSBオーディオ入出力、ミキサー制御用RJ45端子、音声再生用Bluetoothに対応しています。各入力チャンネルにはリアルタイムアナライザーを備えた4種類のEQと8種類のダイナミクス、16スロットのエフェクトラックには43種類のエフェクトを搭載しています。

世界初のガラスキー採用など直感的な操作性を追求
13.3インチのメインマルチタッチスクリーンには、デジタルミキシングコンソールとして世界で初めて(2026年9月10日現在、同社調べ)、触覚的に操作できるガラスキーを採用しました。ミキサーの状態に応じて表示内容が変化するダイナミックラベリングに対応し、より多くの機能へアクセスできます。


さらに、ユーザーディファインドキーに使用できる4.3インチのカスタマイズ可能なタッチスクリーンや4つのユーザーディファインドノブを搭載しました。選択チャンネル表示の操作対象に連動して関連機能のパラメーターを自動割り当てする「Dynamic Mode」を備えるほか、メインディスプレイは4段階の角度調整に対応します。
信号処理と機能を広げる拡張カードやパッケージ

両モデルはPYカードスロットを搭載し、用途に応じたカードを装着することで機能拡張が可能です。新製品のオーディオプロセッシングカード『PY-DSP』を装着すると、「Premium Rack」で使用可能なエフェクトを最大32インスタンス追加できます。『PY-DSP』は「DM7シリーズ」にも対応します。
用途に応じた機能拡張パッケージとして、放送用途向けの「Broadcast Package」や、ミュージカル・演劇向けの「Theatre Package」を用意します。標準で12チャンネル搭載するDuganオートマチックミキサー機能は、追加の「Dugan Automixer License」により『DM5 Compact』で40チャンネル、『DM5』で60チャンネルまで拡張可能です。

同時に発売する『RシリーズユーティリティI/O』は、『DM5シリーズ』や「DM7シリーズ」「DM3シリーズ」「RIVAGE PMシリーズ」と組み合わせて使用できるDante対応I/Oラックで、以下の3モデルをラインアップします。


- ステージボックス型『RUio1608SB-D』:16系統のアナログ入力、8系統のアナログ出力、Dante Primary/Secondaryポートを搭載
- 1Uサイズ『RUio0804-D』:8系統のアナログ入力、4系統のアナログ出力、Dante Primary/Secondaryポートを搭載
- カスタマイズ対応『RUio16FLX-D』:16チャンネルの入出力を2チャンネル単位で、アナログマイク/ライン入力、アナログ出力、AES/EBU出力のいずれかに設定可能
10月に東京と大阪で体験イベントを開催
導入検討者を対象とした体験イベント「Yamaha Music Japan Pro Audio Day 2026」が開催されます。会場ではホール内でのデモンストレーションや展示コーナーが設けられます。入場料は無料で、事前の申し込みが必要です。
- 東京会場(ヤマハ銀座スタジオ:東京都中央区銀座7-9-14)
2026年10月14日(水)、10月15日(木) 各日とも1回目 10:00開場/10:30開演/12:30閉場、2回目 13:00開場/13:30開演/15:30閉場、3回目 16:00開場/16:30開演/18:30閉場
- 大阪会場(KOKO PLAZA:大阪府大阪市東淀川区東中島1-13-13)
2026年10月29日(木) 1回目 10:00開場/10:30開演/12:30閉場、2回目 13:00開場/13:30開演/15:30閉場、3回目 16:00開場/16:30開演/18:30閉場
本記事はヤマハ株式会社の発表をもとに作成しています。
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